タイ国内で唯一、100%タイ資本であるホテルブランドDusit。1948年創業の老舗ホテルグループです。
そのラグジュアリーラインであり、フラグシップホテルでもあるDusit Thani Bangkokが、2019年に閉鎖して以来、5年の改装を経て2024年9月に再オープンしたそうです。
タイに来た当時は、ドゥシタニの存在すらよく知らず、永遠に改装している場所だと思っていましたが笑、改装が完了したとのニュースを見て、訪れてみました。
ドゥシットは、上座部仏教の4つ目の天界、ターニーは、街、という意味で、ドゥシタニは、天国の街、という意味の造語だそう。名前に相応しい素敵空間だったので記録しておきたいと思います。
アクセス
ルンピニ公園の正面、ラーマ6世像が建っている場所の向かい側に、ドゥシタニバンコクが聳え立っています。
こちらは王室保有の一等地だそうです。こりゃ景色もいいわけだ。。
MRTのシーロム駅からも、徒歩5分ほどで到着します。
また、特筆しておきたいのが、クラブルームまたはスイートルームの客室に宿泊すると、ポルシェでの送迎サービスがついていることです…!私自身ポルシェに乗るのは初めてで、おったまげました。
訪れた2025年夏頃は、まだホテル周りで「ドゥシットセントラルパーク」の工事が行われていましたが、2025年9月についにオープン!ホテルの魅力がますますアップです。
客室
今回は、Club Cornerという客室に宿泊しました。
付近の5つ星ホテルの、普通のグレードのお部屋と同じくらいの価格で、クラブラウンジ付きのお部屋があったので、思わず謎に奮発してしまいました。
どのお部屋からもルンピニ公園が眺められるようですが、やはりコーナールームの景色は格別だと思います。
窓沿いに置いてあるソファもかなり広々としていて、気持ちよくぐだぐだできました。


ベッドはキングベッドだと思うのですが、通常より幅が広い気がしました。
左側はちょうどいい位置にベッドサイドシェルフとコンセントがありましたが、右側はベッドからちょっと離れていて、よっこいしょと体を起こさないと届きませんでした。なんでなん?笑 ここだけちょっと気になりました。


ミニバーはこんな感じ。コンプリメンタリーのティー、コーヒー、お水あり。
ケトルもカップも、おしゃれでかわいかったです。


夜、お水と氷をお願いしたところ、お水はハウスキーピングが、氷はインルームダイニング部門が持ってきてくれました。この2つでも意外と縦割り。笑(夜だったからかもしれません)

クローゼットも広々空間です。スリッパもバスローブもふわふわでした。

バスルームはこんな感じ。こちらも広い〜そしてバスタブ横の窓を開けると、外の景色も見えちゃいます。
あとこのバスタブ、見た目以上に容量があって、めちゃ広かったなあ。
写真がうまく撮れてませんが、洗面台は2つあります。


アメニティは、DEVARANAのもので、スパでも使われているものでした。自然系のいい香り。
歯ブラシ含め、いろいろ揃っていました。


お手洗いは、ふたの開け閉めや流すのなど、全自動。(たまにふたが勝手に開いてウイーンって言っていた。笑)
シャワーヘッドも、水圧や水流を切り替えれるやつで快適でした。


クラブラウンジ
今回は、クラブルームなのでラウンジにアクセスできます!39階にあります。
なんだか、他のラグジュアリーホテルブランドと比べてお得な気がして、謎に奮発してしまったのです。
やりすぎたかな、、とどぎまぎしていましたが、結果として、とってもよかったのでレポです。



フルーツ、クッキーやナッツなどの乾き物、コーヒー・ティー・ソフトドリンクなどは24時間提供されています。
アフターヌーンティー14:00〜16:00
こちらは、ブッフェ形式でした。数種類のケーキ、チョコレートボンボン、フルーツ、クッキーなどが並びます。
こちらはまずまずと言ったところ(何様なのw)。チョコレートがとっても美味しかったです。
ロビーでのアフターヌーンティーも一度行ってみたいなと思いました。



イブニングカクテル17:30〜19:30
こちらは、ブッフェ+アラカルト。アラカルトは4種類1セットになっていて、種類ごとにおかわり自由です。
韓国風チキン、タイ風チキン(ガイホーバイトゥーイ)、かぼちゃの天ぷら、クリームニョッキと国際色豊かなラインナップでした。


ブッフェは、タコ、生ハムと、デザートのポメロタルトが決勝進出でした(おかわりしました)。
ドリンクは、通常メニュー+アルコールやモクテルがありました。



朝食 7:00〜11:00
ロビー階の (後述)での朝食は10:30までですが、こちらは11:00なのでハシゴできます。食いしん坊発揮。笑

こちらもブッフェとアラカルトメニューがありました。アラカルトはタイ、洋、和あり。
正直、和のうなぎ丼はあまりオーセンティックな感じはしませんでしたが笑、タイのカニオムレツが絶品でした。

ハンバーガーも普通に肉肉しくて美味しかったです。

ブッフェメニューは、ロビー階のレストランのうち、一部厳選品が並べられている感じでした。


ダイニング
ここには、6ヶ所のダイニングやバーがあります。
今回はラウンジ付きのプランだったこともあり、朝食会場だったPavilionのみ訪れました。
後日アフタヌーンティーにも訪れてみたので、別途記録したいと思います!
Pavilion


ブッフェとアラカルトがあり、ブッフェはやはりラウンジよりメニュー数が多く、アラカルトもラウンジと一部違うラインナップでした。
ホットミール系のブッフェは結構美味しく、ラウンジでは提供されてなかったのでここで詰め込むべしです。



コールドカット類ももちろん美味しかったです。
あと、キャラメルロールというデニッシュがすごぶる美味しく、ラウンジにもあったのでおかわりしました。



スパイア ルーフトップバー
ここは飲み食いしてはないのですが、チラ見。ラウンジからエレベーターで2階ほど上がると到着です。
景色も最高ですし、テーブル席などもゆったりしていて、結構ちゃんと食事もできそうでした。
ドレスコードはスマートカジュアルで、綺麗めな方ばかりでした。



プール・ジム
プールとジムは5階にあります。
あれ、意外と低層階だなと思いましたが、訪れてみるとこの景色。低層が正解です、すみませんでした。
公園の緑と、奥に立ち並ぶビル群のコントラストが、バンコクを象徴するようで素敵でした。
ごろんできるプールサイドベッドも、広くて心地よかったです。



ジムからも素敵な景色が見えます。ファシリティも、テクノジムの最先端っぽいものばかり…!
機器に付属のモニターで最適なスピードや負荷を見ながら、筋トレできるそうですよ?(やってはいない)



スパも同じ階の、木に囲まれたスペースにありましたが今回は行けず。いつか訪れてみたいです。
ローズウッド、パークハイアット、フォーシーズンズが競合だと公言するだけあり、富裕層をターゲットにしたラグジュアリーなファシリティでした。
また、スタッフさんたちはみな愛想よく気遣ってくれて、これがドゥシットホスピタリティかと感心しました。
シーズンにもよると思いますが、リッツカールトン含め、近隣の競合ホテルの普通クラスのお部屋と、ここのラウンジ付きのお部屋が同じくらいのお値段でした。という意味では、費用対満足感は結構高めかも…!

