バンコクからはいろんな都市への直行便が就航しており、旅欲は高まるばかり。
その中でも、あまり目立たずおそらく優先順位低めになりがちであろうビエンチャンの情報を記録していきたいと思います。
こじんまりした首都ランキングでは、世界でも上位にランクインするであろうビエンチャン。
日本から行くほどではないけれど、せっかくバンコクにいるから土日でさくっと行ってみるか、な方々向けにお伝えできればと思います。
入国
ラオス入国にあたって、2024年11月現在は観光でも商用でもビザ不要です。
最新の情報は、在京ラオス大使館Webサイトでご確認ください。http://www.laoembassytokyo.com/visa/
飛行機の中で(タイでも昔配られていたような)アライバルカードが配られ、パスポート情報や宿泊するホテル情報等を記載します。
入国審査のゲートは何種類かありますが、日本国籍の方はPriorityと書かれたゲートに並ぶよう促されます。
入国審査が終わり、荷物を受け取ったら、出口はいつもひとつです。
右にSIMカード売り場、
さらに右に歩くとカフェ2〜3軒、
左にタクシーカウンター、
さらに左に歩くと銀行の両替カウンターがあります。
SIMカード
SIMカードは、1~5$で大体どこのお店も同じ金額でした。eSIMを買うより安いと思います。
タクシー・配車アプリ
空港から市内までのタクシー金額は定額です(2024年11月現在)。
セダン 7$または154,000キープ
ミニバン 8$または176,000キープ
2〜4つ星ホテルの送迎サービスは10$のところが多いので、それより安いです。
5つ星ホテルは、無料シャトルバスがある場合も多いので事前に要チェックです。
ラオスではGrabはサービス範囲外で使えません。
しかし、ラオス地場系のLocaや韓国系のKok Kok Moveという配車アプリがあり、ビエンチャン市内では概ね捕まるようです。Kok Kok Moveでは、オレンジ色のトゥクトゥクを配車することもできます。
2024年11月頃、Locaアプリを使用してみたところ、ナイトマーケット付近、凱旋門付近、またナイトマーケットから車で30分くらいの場所でも、すぐに捕まりました。ナイトマーケットから空港までは95,000キープほどだったので、空港タクシーより安かったです。
市内の移動手段としては、徒歩、流しのトゥクトゥク(現金、値段交渉が必要です)、配車アプリ、ホテルで自転車を借りる or タクシー手配を依頼、になると思います。
両替
2つの銀行カウンターがありますが、一番端のPhongsavanh Bankの方がよく人が並んでいます。
夜20時以降に到着すると閉まっている場合もあります。
その場合、レートはやや悪いですが、SIMカードカウンターまたはタクシーカウンターでも両替できます。
ちなみに、(たしか)2023年頃より外貨規制が厳しくなり、ビエンチャン市内の街の両替屋はほぼなくなりました。銀行で両替する必要があります。
市内では、基本的にキープ支払いになりますが、タイバーツ・USドルが使えるお店もあります。
キープが余らないよう使うであろう分だけ両替し、足りなくなってしまった場合はタイバーツで支払うのがいいかもしれません。
ホテル、レストラン等ではクレジットカードが使えますが、3%ほど手数料がかかることが多いです。
市内の小さなカフェや商店では現金のみのため、現金はいくらか持っておいた方がいいと思います。
(ラオスで銀行口座をもっている場合は銀行アプリからの送金もできます)
空港内の飲食店・お土産屋さん
空港内には、1階のチェックインカウンター付近と、出口付近にカフェが数軒、
2階にお土産屋さん(雑貨、ドライフルーツ、コーヒー豆等)とカフェ数軒、
3階にブッフェレストランとラオス料理レストラン&お土産屋さんがたくさんあります。
2階のお土産屋さん。
3階はとても素敵な商品(布製品、木製の雑貨等ラオスっぽいもの)がたくさん並んでいましたが、全然人がおらずMottainaiと思いました。
ビエンチャン市内で見つけたお土産屋さんについては、こちらに記録しています。よければご覧ください。
出国
出国審査後のエリアには、ちょっとした免税店、カフェ、ラウンジがあります。
免税品のほとんどは、ビアラオ、お酒、タバコですが、一部コットン地の雑貨や、ゾウさん形のクッキー(5枚セット、個包装です)も置いています。
搭乗ゲートは3つだけなのでかなりこじんまり。
出国検査の際は、入国時に提出したアライバルカードの半券の提示が求められます。なくさないようにお気をつけください。
ラウンジは、ソファ席が並んでいます。ピザ、パン、インスタントラーメン等の炭水化物系のほか、サラダ、フルーツ、スイーツ等がありました。
ビールは、市内のレストランであまり見かけない、カールスバーグピルスナーや、ビアラオの米ビール等が置いてありました。
いずれにせよかなりこじんまりしているので、大抵の場合、大幅に余裕を持って空港に来る必要はありません。
以上、ビエンチャン空港のあれこれでした。
ビエンチャン市内でおすすめしたいレストランやカフェについてもこちらに記録しています。
よければご覧ください。