タイ北部旅行で強くおすすめしたい県の1つが、チェンライです。
中心部は小さな街ですが、そこから車に乗って街を囲む山々の間にある村を訪ねると、バンコクでは出会えない山岳地帯ならではの雰囲気と、雄大な自然を満喫することができます。
留学していた頃からチェンライの虜になり、5回以上訪問している中で見つけたお気に入りの場所を記録しておきたいと思います。
アクセス
チェンライに空港はあります!
1日に10便以上出ているので、1泊2日でもある程度フレキシブルに予定を立てられます。
空港から街中までは、Grabも使えます。山間の村に行く場合は、レンタカーが必須です。
(留学中は、街のバスターミナルから1,500バーツほどでソンテオを貸し切って山を登ったこともありますが、体力的にも時間的にもキツいので、週末トラベラーにはおすすめしません。笑)
空港出口のレンタカーカウンターで、ドライバー付きレンタカーをチャーターすることができます。
行く場所(山(ドイ)に登るか登らないか)と距離によりますが、1日2,000〜3,000バーツ/台(ガソリン代込み)が相場です。
おすすめの観光地・ホテル
チェンライに土日で遊びに行く場合、個人的には以下の日程がおすすめです。
土曜:朝着のフライトでまずは一山登りに行く、山泊まりまたは市内泊まり
日曜:市内観光(カラフルなお寺、シンハーパークなど)し、夕方のフライトでバンコク戻り
もちろん、2泊以上できる場合はこの限りではありませんし、天気の都合で前後するのもいいと思います。
いずれにせよ山に登る場合、天気や車によって、Googleマップ以上の時間がかかる場合があるので、余裕をもったスケジューリングをおすすめします。
ドーイチャン Doi Chang
ドイチャンで栽培したコーヒーノキを使ったスペシャリティコーヒーを生産・販売する、ドイチャンコーヒー(Doi Chaang Coffee)の創業の地です。
バンコクにもカフェがあるので、目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。2021年には、日本にも進出しています。
チェンライ空港から車で1時間半ほどの距離にあります。素晴らしい山々を目にすることができる上、山を見渡せるおしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。
Abonzo Paradise
解放的なデザインのカフェで、こだわりの詰まったコーヒーを頂けます。
ご覧くださいこの景色〜!(霧がかってますが笑)ケーキや軽食もありました。


コーヒー豆やドリップバッグも売っているので、お土産に購入することもできます。



(2022年訪問)
アカキッチン
アカ族の家庭料理が食べられるレストランです。
他の地域ではなかなか見ないお料理なので、ドイチャンに行くことがあればぜひお試しを。



山景色を見ながらごはんを食べられます。木造のデザインもかわいいです。
アカ族の方が作った(と思われる)雑貨なども売っていました。民族衣装を着て写真を撮ることもできましたよ。

(2023年訪問)
Akha FarmVille
アカ族の方が営む羊さんファームです。
たくさんのもふもふの羊さんたちにエサやりしたり、その隣でカフェしたりできます。




羊さんから、人間みたいな「メェぇぇぇ」の声を頂き、元気が出ました。笑 動物好きな方はぜひ!
(2023年訪問)
mobu
羊さんファームから車で10分ほどの場所に、お部屋から絵のような山の景色が堪能できる、全4室のステキホテルがあります。
2022年オープンで、モダンなデザインかつ快適なファシリティでかなり推せます。


詳しくはこちらに記録しているので、よければ合わせてご覧ください。

(2023年訪問)
ドイメーサロン Doi Maesalong
美しい茶畑が広がる山です。中国の雲南省から移り住んできた旧国民党の人たちが作った村だそうで、他の山とはまた違った雰囲気です。
Choui Fong Tea Plantation
メーサロン1番行きやすいのは、空港から車で1時間ほどの場所にあるチョイフォン・ティー・プランテーション(Choui Fong Tea Plantation)かと思います。
チョイフォンの製品はバンコクのスーパーでも販売されているので、見かけたことがある方も多いかもしれません。



1977年創業の歴史あるプランテーションですが、観光用にきれいに整備されている上、カフェやお土産ショップも併設されていました。とにかく景色がきれいなのでおすすめです。
(2023年訪問)
ワットサンティキリ
よりディープなメーサロンを見てみたい場合は、ワットサンティキリあたりまで行くのがおすすめです。
この近くで朝市が開かれたり、山岳民族の手仕事で作られた刺繍入りの雑貨などが売られていたりします。
↓は2014年頃の古い写真なので今はもう少しきれいになっているかもしれませんが、思い出記録&貴重な史料笑として貼っておきます。


Wang Put Tan Tea Plantation
ワットサンティキリまで向かう道中のWang Put Tan Tea Plantationに寄ってみたところ、こちらも景色ディーでした。



カフェやお土産屋さんも併設されており、こちらの茶畑限定の茶葉も販売されていました。個包装されたものもあり、お土産にいくつか購入しました。
カフェにはケーキも置いてありましたが、あまり食指は動きませんでした。笑 ホテルもやっているようです。


また、ここに辿り着くまでもメーサロンフラワーヒルズやTea Plantation 101など、美しい茶畑やお花畑をいくつか通り過ぎて来たので、気になるところに立ち寄ってみるのもよさそうです。
(2024年訪問)
Phu Chaisai Mountain Resort
メーサロンに泊まるならおすすめしたいホテルがPhu Chaisai Mountain Resortです。
Choui Fong Tea Plantationから車で10分ほど、ワットサンティキリまでは車で1時間弱かかります。


自然に囲まれている上、ホテル内のあらゆるデザインがかわいく、スタッフさんのホスピタリティも素晴らしいです。詳しくはこちらに記録しているので、ぜひご覧ください。

(2024年訪問)
ゴールデントライアングル
言わずと知れた黄金の三角地帯、ミャンマー・ラオス・タイの交差点です。昔はケシの栽培で栄えていたそうです。



この地点から、右手にラオス、左手にミャンマーが見えますが、驚くべきはラオス側の開発具合です。
ミャンマーは結構森!という感じですが、ラオス側のキングロマーナという街は、カジノがあったり、リゾートホテルがあったり、首都ビエンチャンにすら1つしかない高層ビルをいくつも建設中だったり、どこの誰が開発しているのだろうか…?!と気になってしまいました。




大仏やゾウさんのモニュメントがあったり、お土産屋さんが並んでいたりするくらいですが、チェンライに行くなら、他の観光地と合わせて訪れてみるのもおすすめです。
ちなみに私は参加していませんが、ボードツアーも開催されていました。
ボートツアー用のカウンターがあり、事前予約なくすぐ乗れそうでした。
(2024年訪問)
ドーイパーヒー Doi Phahee
空港から1時間半ほど、当時チェンライに住んでいた友人と一緒に訪れました。
こちらも、コーヒー栽培が有名だそうで、コーヒーノキや、収穫済みのコーヒー豆をたくさん見かけました。
かなり勾配のある坂を登って行った印象があります。山の上にはカフェがあるほか、普通の民家も集まっているので、そこに住む皆さんの生活をちょいと覗かせてもらいながらお散歩するのが楽しかったです。
ドーイチャン、ドーイメーサロンも訪問済みで、他の山にも登ってみたいという方におすすめです。

Coffee Hill Phahi
竹製の橋を渡りながら、絶景の中をお散歩できます。
詳細は忘れてしまいましたが、竹橋を歩き始めるポイントまではピックアップトラックで送迎してもらいます。


プーパーヒーコーヒー
お店の名前の響き、かわいすぎませんか。笑
絶景を見渡しながらコーヒー休憩できるカフェです。タイ料理&洋食メニューもあり、ランチもできます。
(2022年訪問)





カラフルな寺院たち
チェンライといえば、「白いお寺(ワットロンクン)があるとこ」とのイメージの方が多いのではないでしょうか。(汚綺麗ハンター調べ)
この他チェンライ市街には、青いお寺、黒いお寺など、独特の存在感を放つお寺が何軒かありますが、全て行き尽くしたというそこのあなた、紫のお寺はご存知でしょうか?
ワットプラタートドーイワオ(紫のお寺)
白いお寺などからは少し離れ、ゴールデントライアングル方面にへ向かう道中の、メーサイという街にあります。
メーサイはタイ最北端の街で、ミャンマーと陸路で繋がっており、入出国ゲートがあります。
このお寺、ドライバーさんの激推しで向かってみましたが、立ち寄ってよかったです。
特長は、シンプルに紫でかわいい、そしてスカイウォークからミャンマーのタチレクという街が見渡せることです。
今は国境を越えづらいミャンマーですが、上からのぞいて行った気になれます。笑



詳しくはこちらに記録しています。よければ併せてご覧ください。

(2024年訪問)
チェンマイと同じく、何度行っても楽しいチェンライ。観光資源たっぷりで、フライトもたくさん飛んでいるので、自然に癒されたいときの週末旅行にとってもおすすめです。
ここでは、郊外の観光地をメインに記録しましたが、チェンライ市内にもかわいいカフェやレストランがたくさんあったので、後日記録したいと思います。