バンコクから直行便が出ていて、日本から行くより行きやすい国の1つがスリランカです。
2023年10月頃、「世界遺産」というTV番組で知ってから気になっていたシギリヤロックを訪れたところ、長い歴史と豊かな自然に加え、スリランカの人や雰囲気に魅了され、2024年12月にキャンディ、ヌワラエリア、ヤーラ、ゴールといった街にも訪れたところ、とても心癒される旅になりました。
バンコク在住の方には強くおすすめします!
アクセス
バンコクからスリランカのコロンボ空港までは、スリランカ航空とエアアジアの直行便が出ており、3時間半ほどで到着します。
そこから別の都市に行くには、カーチャーター、鉄道、乗合バスなどの選択肢がありますが、私は2023年、2024年ともにカーチャーターしました。
3日以上の日程の場合、または大人数で移動する場合、いろいろ調べましたがこの会社が比較的安かったです。
当日担当してくれたドライバーさんもちゃんと教育された人で、安心して旅行できました。
シーギリヤまでは、コロンボ空港から車で4〜5時間ほどでした。
VISA
2023年10月時点では、観光ビザの取得とアライバルカードの入力が必要とのことで、事前にオンラインで取得しました。
2024年12月時点では、オンライン申請の受付を停止中だったため、事前取得なしで入国したところ、日本国籍であればビザとアライバルカード不要とのことでした。(そもそもビザオンアライバルのカウンターにスタッフさんが誰もいませんでした。笑)
最新の情報は、大使館Websiteなどでご確認ください。
SIM
入国審査カウンターの近くと、荷物を受けとったあとの出口エリアにSIMカードのカウンターがありました。
値段は失念してしまったのですが、容量に応じて3ドル、6ドル、9ドルくらいで、eSIMのがやや安いなと思った覚えがあります。
私はいつもAiraloというeSIMアプリを使っています。
これまで何個かeSIMアプリを使った中では、どこの国で使っても比較的安いと思います。
現地の電話番号がなくてもOKな場合は、おすすめできます(国によっては電話番号付きのプランもあり)。

両替
荷物受け取り後の出口エリアにたくさん両替カウンターが並んでいます。
全てが銀行のカウンターで、政府の公定レートがあるので、どこも同じレートだとのことでした。


シギリヤ観光地・レストラン・ホテル
シーギリヤロック
シーギリヤエリアの観光の大本命、世界遺産になっている岩です。
5世紀頃建てられた王宮が岩の上にあり、その王宮が残っているというだけでも鳥肌ものですが、王宮に向かうまでの装飾や壁画も素晴らしかったです。
この岩の詳細ついてはぜひガイドブックやツアー会社の情報をご覧ください。笑



夜明け前の5時半頃ホテルを出発し、サンライズとともに岩に登るようなスケジュールで行きました。
チケットは、当日朝チケットカウンターで購入しました(現金orクレジットカード)。
10月はスリランカでは雨季の終わりがけのようで、前日に大雨が降りましたが、当日は運良く晴れたので登れました。
足がガクブルしてしまう階段もあるので、悪天候だと登るのが大変だと思います。

9時半ごろにはホテルに帰ってきて、朝食を取ることができました。
ダンブッラ石窟寺院
シーギリヤロックから車で1時間ほどの場所にある石窟寺院で、こちらはシーギリヤロックよりさらに古い紀元前から掘り始められたもので世界遺産になっています。
シーギリヤロック目当てで訪れたので、まあサクッと立ち寄ってみるか、くらいで訪れましたが、本当に行ってよかったです。この石窟寺院内の壁画は、息を呑む美しさでした。(中で写真は撮れないのでぜひ実際に見てみてほしいです)


結構階段を登るのと、中に入るには靴を脱がないと行けないので、靴下とスニーカー推奨です。

The Saruketha Pavilion
シーギリヤまでの道中、ドライバーさんのおすすめで立ち寄ったレストランです。
オープンエアで、竹に囲まれながら食事できます。虫除けは必須です!
こちらでは早速、スリランカといえば!のカレー何種類かとラッシー頂きました。どれもとっても美味しかったです。



ホテルシーギリヤ
シーギリヤエリアには、スリランカ建築の巨匠、ジェフリーバワがデザインしたヘリタンスガンダラーマがあり、こちらもとても気になったのですが、、
短期間の旅行だったので移動時間を考慮し、シーギリヤロックから車で15分ほどのこちらに宿泊しました。
このホテルの特徴は、なんと言ってもホテル中央のプールから眺められるシーギリヤロックです。
アクセス抜群。

ホテル内のデザインなどいい雰囲気ですが、ファシリティのレベルは普通です。
我々が訪れた際には、大雨で洪水になってしまうお部屋もありました。笑
(が、スタッフさんのホスピタリティは素晴らしく、すぐに別の部屋に移動させてくれました!)
シャンプー、リンス、洗顔、歯ブラシなどのアメニティは持参した方がいいです。
ドライヤーはありました。お湯、水圧は大丈夫でした。(雨期だったからかタオルは少し湿っていたような笑)
といいつつ、写真が見つからなかったので公式サイトのリンクを貼っておきます。。すみません。
ホテルから徒歩圏内にはこれといったレストランはないので、夕食も朝食もホテルのダイニングで頂きました。
どちらもブッフェ形式で、お味は可もなく不可もなくといった感じでした。



こちらにはスパもついていますが、結論あまりお勧めできません。笑
友人がシロダーラ(頭に油をたらす施術)をお願いしていましたが、油はサラダ油の香りでリラックスという感じではなく(アーユルベーダはそういうものなのかもしれませんが)、スパのどこもかしこも油っこかったそうです。
ラグジュアリーさを求める方には、いまひとつ物足りないかと思いますが、シーギリヤへは抜群のアクセス、基本的なファシリティは揃っており、スタッフさんのホスピタリティが素晴らしい点でおすすめできます。
次回は、スリランカを代表するシンハラ王朝の最後の都となった、古都キャンディを訪れた様子を記録したいと思います!