前回のキャンディに引き続き、2024年末のスリランカ旅行の記録です。キャンティでの様子はこちら。

今回は、茶畑が広がる高原地帯ヌワラエリアです。
紅茶鉄道に乗ってみたい!、そしてHeritance Tea Factoryに泊まってみたい!という2点で訪れてみました。
期待に違わぬ素敵なホテルで、とてもリラックスして過ごせました。
アクセス
私は鉄道で移動しました。
キャンディ駅からヌワラエリアの最寄駅であるナーヌオヤ駅まで、鉄道で4〜5時間です。



事前に公式ウェブサイトからチケットを予約しました。
予約時には、その日の電車は一本しかなく、等級も選べなかったので、とりあえずよく分からずにそれを予約しました。笑
一等車で2000ルピー(900円くらい)ほどでした。
一等車内はこんな感じ。この写真だと見にくいのですが、、イスがふかふかで快適、180度ひっくり返せるので、4人で乗る場合向かい合わせスタイルにもできます。
窓は開けられないのですが、号車のつなぎめの部分のフリースペースはドア全開で走っていたので(危なw)好きな時に外に出て、風を感じたり、写真を撮ったりできてよかったです。



ナーヌオヤ駅からは、ドライバーさんと合流してホテルに向かいました。
トゥクトゥクも何台か待機していましたが、ホテルまではクネクネでアップダウンのある道で結構時間がかかるので、車の方が安心かもです。
ホテルに送迎依頼する場合は、35ドルとのことでした。



Heritance Tea Factory
チェックイン
山道を抜けるとポツンとホテルが現れました。高まるぅ。このホテルは、元紅茶工場だった場所をリノベしたそう。紅茶工場を見たことはなかったのですが、紅茶工場と一目でわかる外観です。


ロビーから早速素敵。ホットティーとお口リフレッシュするやつ(お砂糖とディル)でおもてなししてくれます。
客室までは、エレベーターで向かうのですが、これまたレトロでかわいい。





客室
わたしは、Superior Kingというお部屋に宿泊しました。お部屋に入ると早速窓から茶畑の景色が!



広くはありませんが、シンプルで上品で、けれども絵や装飾が可愛く、よきバランスです。こんな部屋にしたい。
Tea Factoryの名に違わず、コンプリメンタリーの茶葉とミルクも置いてありました。

バスルームはこんな感じ。すごくシンプル。水温、水圧ともに十分でした。
ただ、1分**リットルまで、という記載があったので、なんとなく気にしながら入りました。
アメニティはこんな感じ。歯ブラシもありました。


ドライヤーはなかったのですが、ロビーに電話するとすぐに持ってきてくれました。
共用スペース
ジム、スパ、バルコニーなど。キッズスペースもあり。
ホテル内のどこを歩いても、絵本の中に入り込んでいるようで素敵でした。



ダイニング
こちらのホテルは、4つのダイニング・バーがあります。
その内Kenmare Restaurant、Hethersett Barは隣接したメインダイニングになっており、私は毎食ここで頂きました。
朝食のみ含まれたプランで予約し、夕食とハイティーは追加でお支払いしました。

夕食
夕食は、アラカルトメニューとコースメニューがあります。
コースメニューがお得な気がして、コースメニューにしてみました。
前菜、スープ、メイン、デザートを選びます。
カレーもあったのですが、この後の道中でも絶対にカレーを食べるだろうと思い、洋食っぽいメニューにしてみました。




メインのお肉は丁寧に調理されているもののちょっと硬かったですが、その他は概ね美味でした。
(失礼ながら)スリランカの食事はあまり期待していなかったので、期待以上でした。




朝食
朝食は、ブッフェ形式でした。ドーサなどのライブキッチンもあります。






1泊目と2泊目で、カレーのラインナップや並べ方が違っており(メニューほぼ一緒ですがw)飽きないような心遣いを感じました。フィッシュカレーがとても美味しかったあ。


ハイティー
たくさん時間があったのでハイティーもしてみました。
予約時間に訪れたのですが、30分後にサーブされました。ゆるい。笑
ラインナップは、インド感?スリランカ感?満載のこちら!炭水化物たっぷりでお腹いっっぱいになりました。
スイーツはうーんでしたが、セイボリー系、特にサモサなんかは、結構美味しかったです。



こういうメニューのハイティーしたことなかったので面白かったです。

アクティビティ
有料で、ヌワラエリアならではのアクティビティが用意されています。
ホテルのスタッフさんたち5人くらいから、せっかくここに来たのにお茶摘みしないの?!と煽られたこともありw、お茶摘みに参加してみました。
ホテルの敷地内に小さなティーファクトリーがあり、ここでのお着替えからツアーがスタートします。
好きな色のサリーを選び、着せてもらえます。



紅茶の加工工程などをちょっと雑に説明してくれます。
この創業者の方の写真のところだけは絶対に写真を撮れと言われたので撮りました。(もうちょった説明して?笑)




その後、すぐ目の前に広がる茶畑でお茶摘みです。柔らかい新芽をむしりとっていきます。
ここで働く人たちは1日に20キロほど収穫するそう。プロですね。
映えているのかわからない写真を連写してくれます。
おばちゃんとおしゃべりしながらの作業がとっても楽しかったです。
ヌワラエリア観光地
ホテルは小高い山の上にあり、ホテル内でのんびりするのが正解だと思います。
私は2泊して時間に余裕もあったので、ヌワラエリアで王道の観光地もチラ見してみました。
Damro 紅茶工場
この辺りで1番古い紅茶工場の1つ。無料で紅茶工場を見学できます。英語ガイド付き。予約不要です。
見学後にはティー一杯無料!どゆこと?!笑


ホテルの工場と工程は同じですが、大規模なものが見学できます。


質のいい茶葉は世界的なブランドにOEMで供給しているそうです。
オリジナルブランドの茶葉もあり、ここでしか販売されていないとのことでお土産に購入しました。
またカフェも隣接されており、無料のティーやケーキを頂くこともできます。



郵便局
オランダ占領下の1894年に建てられたという郵便局。
こんなレトロかわいい出立ちで、現在も使用されているそうです。
切手屋さんがあったので、こちらも記念に購入しました。



ビクトリアパーク
郵便局の目の前の植物園。私が訪れたのは冬だったので、そんなにきれいじゃないよとドライバーさんに言われましたが、きれいに整備されており、気持ちよくお散歩できました。
公園でのんびりする人たちの人間観察も楽しかったです。
入場料がかかるので、行っても行かなくてもいいかなあという感想です。笑


ヌワラエリヤは思っていたよりこじんまりした街でした。
ここに行くなら、Heritance Tea Factoryでの宿泊を強くおすすめします!
美しい茶畑に囲まれ、心癒されます。
また、スタッフさんたちは人懐っこく、甲斐甲斐しくお世話してくれ、ほっこり過ごすことができました。
次回は、スリランカ南部のヤーラで宿泊したホテルとサファリ体験について、記録していきたいと思います。