共存、winwinまさにそんな言葉が似合うのでしょうか。
タイの日常にはありふれた屋台、おばちゃんが手際よく作るのはタイのお菓子カノムトゥアペップ(ขนมถั่วแปบ)。
小気味いいリズムで作られていきますが、さくさくの米菓子やココナッツが足元にぽろぽろとこぼれてしまいます。
しかしそれは気前のいいおばちゃんが沢山まぶしてくれるため。
足元でせっせとお掃除兼お食事をしているのは、こちらも小気味いいリズムで首を動かす鳩さん。
日本であれば不衛生！と一言で片づけてしまいますが、これぞまさに汚綺麗の真骨頂。
共存する世界にほっこりしつつ、おいしいお菓子を味わえました。一石二鳩。
一石二鳩のその横で
汚綺麗を発見したのは、お隣の人気店、カノムジーンハイラムゴールン（ขนมจีนไหหลำโหหลุ่น）に並んでいたときのことでした。
土日はいつもお店の前でタイ人と思われる方々の列ができています。地元からも愛される名店なのでしょう。
名前を書いて、列に並びます。回転も早いので、一石二鳩を眺めていれば、あっという間に入店できました。
入店できたのは14：00頃だったと思いますが、その頃には売り切れとなっていました。
昼前には訪れておいた方が安心かもしれません。
注文したのはお料理は、ขนมจีนไหหลำนัำใส（クリアスープ）とขนมจีนไหหลำน้ำข้น（煮込みスープ？）でどちらも人気のหมูกรอบ（豚肉をさくさくに揚げたもの）をトッピングしました。一杯80バーツほどです。
サクサクに揚げた豚と、もちもちの麺が絡み合います。
クリアスープの方は、高菜のようなピクルスが入っており、味を引き締めてくれます。
煮込みスープの方は、少しとろみがあり、全てを丸め込んでくれます。どちらも美味でした。
旧市街方面に行くことがあれば、非常におすすめでございます。
