Sawaanとは、タイ語で「天国」の意味です。
2019-2022年、ミシュランガイドに1つ星レストランとして掲載されており、店名のネーミングに惹かれて2020年2月に訪問してみました。
古い情報で、メニューは変わっていると思いますが、とても好きだったので記録しておきたいと思います。
ミシュランガイドの星付きレストランの中では、比較的カジュアルで、(気持ち的に笑)敷居の低いレストランではないかと思います。
お料理はモダンなタイ料理で、様々な調理方法で、素材の旨味が引き出されているようでした。
アクセス
最寄駅は、BTSチョンノンシー駅、またはMRTルンピニ駅です。
どちらの駅からも、歩くと10分ほどかかります。
わたしはタクシーで向かいましたが、お店はスアンプルー通り沿いにあり、駐車場はありませんのでご注意ください。
予約
2ヶ月前から、Web予約できます。事前予約は必須です。
このレストランは、ディナーコースメニューのみです。17:30〜と20:30〜の2ターンがあります。
2名で予約した際は、デポジットの支払いは不要でしたが、5-8名での予約時は50%のデポジットが必要だそうです。
ドレスコード
ドレスコードはスマートカジュアルです。
ビーチサンダルや男性のノースリーブでない限りは、そこまで厳しくなさそうな雰囲気でした。
コースメニュー
私が訪問した際は、1人THB2,450++でしたが、現在はTHB2,790++になっています。
ワインペアリングTHB1,890++、ティーペアリングが680++でしたが、現在はワインペアリングのみTHB1,990++となっています。
サワーンのメニューは、全て異なる調理方法で構成されています。
現在のメニューとは異なりますが、訪問した際のメニューを記録しておきます。
コースが始まる前に
まずはアミューズとして、ベリー系の酸味を感じるレバーパテにキャビアが乗ったカナッペをいただきます。
Raw
コースメニュ1品目「生」です。
たっぷりのウニの下に、Madan fruitとホームメイドチリジャムが隠れており、初めて食べる組み合わせでした。
酸っぱ辛いアミューズでした。
Dip
次は「ディップ」。バナナの皮に巻いて焼かれたもち米を、カニ味噌にディップしていただきます。
指先を拭くおしぼりも出てきました。
Fermented
次は、黒豚ときれいに巻かれたネギのようなきゅうりがでてきました。
発酵調味料を使っていたのだと思いますが、ジャーキーのように噛めば噛むほど旨味広がる系でした。
Boiled
続いては、牛肉スープです。しっかり煮込まれた大根のほか、真ん中のバイヤーナーンには煮込まれた牛肉が包まれています。葉っぱの香りが、スープのお味にアクセントを与えてくれます。
Miang
ミアンの葉っぱに、ティーのペーストを巻いていただきます。
葉っぱに葉っぱを重ねるとは。コースの折り返し地点で一度、お口がさっぱりします。
Stir-Fried
後半の始まりは、「炒める」。タイ南部料理でよく使われる葉っぱバイリアン、そら豆の炒めものの上に、ぷりぷりのカニの身がのっています。
Charcoaled
炭火焼きのウズラです。うずらの卵はよくありますが、ウズラ自体を頂くのは初めてでした。
鶏肉と鴨を足して2で割ったような感じでした(見た目どおり笑)。
お肉はスタッフさんが目の前で切り分けて、サーブしてくれます。
Curry
最後はパネンカレーです。カレーとごはんは、スタッフさんがサーブしてくれました。
グルーパーがふっくらしておいしかったです。そしてここで焼きナスが出てくるのも最高です。カレーは、見た目以上にスパイシーで、汗ばみました。
Dessert
デザートは2品です。
バナナムースと、白ゴマとマンゴーのアイスクリーム。どちらも冷たくさっぱりで、カレーで汗ばんだあとにクールダウンできました。
最後には、サービスで、ライチとオレンジを模したチョコレートとライスクラッカーがでてきました。
お料理ごとに、食材や調理方法について説明してくれます(何を言っているか全部は聞き取れなかったですが笑)。
リラックスしておしゃべりしながら、たくさんの工夫が詰まったお食事を楽しむことができました。