ラオスの古都ルアンパバーン。
ラオス最初の王国とみなされるランサーン王国の首都として、13世紀頃から栄えていたそうです。
山間のこじまりした街ですが、歴史の長いお寺や王宮(博物館になっています)が現在も残っており、街ごと世界遺産に登録されています。
中心街から少し離れた森の中に、ひっそりと、ルアンパバーンで最もラグジュアリーなホテルであるRosewood Luang Prabangがあります。とんでもなく素敵なホテルだったので、記録しておきたいと思います。
予約
わたしはホテル予約の際、季節限定のオファーなどを見て、公式サイトから予約することが多いのですが、
今回も、Rosewood Luang Prabangの公式サイトから予約しました。宿泊パッケージには、朝食、空港送迎、トゥクトゥクでの街までの送迎が含まれていました。
アクセス
ルアンパバーン空港からホテルまでは、車で30分ほどです。
こじんまりした空港で、出口まで行くのに迷うことはほぼないと思いますが、荷物の受け取りレーンまでホテルのスタッフさんが迎えにきてくれます。
車両はトヨタのフォーチュナーで、車内にはお水とお菓子も用意されています。
また、ホテルに着くまでの間、ドライブしながら街中を案内してくれました。街の様子を眺めたり、メコン川沿いで写真を撮ることができ、素敵な旅が始まる予感にわくわくです。
ホテルに着いた後街に出る場合、トゥクトゥクで送迎してくれます。小さい携帯電話(電話とショートメッセージだけできるもの)を貸してくれるので、それでホテルに送迎依頼の連絡ができます。
私が訪問した2023年10月は、雨季の終わりかけで雨が降っていたからか、空港送迎と同じフォーチュナーで送迎してくれました。
チェックイン
ホテルに到着すると、メインダイニングであるThe Great Houseでチェックインです。
チェックイン時には、ウェルカムドリンクと、ルアンパバーン市内のマップをもらいました。
ここに、おすすめのレストランやカフェも載っており、ありがたかったです。(そしてセンスがよさに感嘆!)
客室
このホテルには、客室、スイートルーム、ビラ、テントが計23室用意されています。
わたしは、普通の客室であるRiverside roomを予約しました。
客室へは、The Great HouseからElephant Bridge Barを通って、ちょっとした橋を通って向かいます。この時点ですでにわくわくです。
ちなみに、スイートルーム、ビラ、テントなどはさらに奥にあり、歩いていくようでした。
インルームダイニングを運んでいるのも見かけましたが、少し時間がかかってしまうと思います。
Riverside roomは、ラオスの発展に貢献した方の名前を冠したお部屋名やデザインになっているそうです。
どんな方だったかは失念してしてしまいました。笑
中に入ると、まず目に入るのはセンスのいい家具たち、そして奥にはバルコニー with かわいいソファが見え、一気に心を掴まれます。
インテリアも凝っていて、いちいちかわいいぃぃです。。
ミニバーには、Twiningのティーとネスプレッソのコーヒーがあり、ドライフルーツやチップスなどのスナックもありました。
ウォークインクロゼットには、竹製のスリッパ、トートバッグ、ハットがありました。
これらは全てラオスで作られたものだそうで、なんとすべてお持ち帰りできるのです。
ハット以外、全て一緒にタイに帰ってきました。
バスルームは、洗面台2つと、シャワースペース、バスタブがあります。これまたタイルがかわいい。
バスタブはデザイン重視で、やや入りにくいですが、かわいいので合格です。笑
シャンプーなどのアメニティは、ローズウッドオリジナルのものでした。
こちらのバスアメニティを入れるポーチやくしも、ラオスで作られたもので、お持ち帰りできちゃいます。
ダイニング
このホテルには、2か所のダイニングとバーがあります。
ダイニングはラオス料理と洋食で、メニュー数はそこまで多くないので、街で食べて帰ってくるのもありですが、私はせっかくなのでホテルを満喫するため、夕食もインルールダイニングにしてみました。
インルームダイニング
メニュー数が少ないと言いましたが、その分1つ1つが洗練されており、特にオーラム(お野菜やお肉の煮込み料理)はこれまで食べてきたラオス料理の中でもダントツに美味しかったです。
The Great Houseで食べることもできます。
The Great House
朝食はこちらで頂きました。アラカルトメニューから、好きなだけ注文することができます。
全てちょうどいいポーションかつ美味しくて、ぺろりといただくことができました。
お皿やカトラリーもかわいい上、盛り付けもセンス良きです。
ラオスにもカオソーイという料理があるのですが、タイのカレーラーメンとは違い、ひき肉の味噌のようなものが入った優しい味わいで、ここのカオソーイもとっても美味しかったです。
スタッフさん達がほどよい距離感で話しかけに来てくれて、楽しく食事できました。
Elephant Bridge Bar
名前の通り、川にかかる橋の上にバーがあります。ゾウさんが橋を渡っている装飾もあり、かわいいいぃ。
バンコクで修行したというアムさんが、好きな香りやフレーバーをヒアリングして、オリジナルのカクテルを作ってくれました(もちろん通常メニューもあります)。
ここでも、アムさんとお話ししながらしっぽり飲むことができ楽しかったです。
共用スペース プール
The Great Houseの目の前にプールがあります。小さいプールではありますが、何せおしゃれです。
チェックイン時から見えていたので、入りたくてうずうずしており、朝食後に行ってみました。
プールの周りには、高床式のカバナがあり、ここに登ってチルタイムを過ごすこともできます。
とても静かで、自然と調和した空間で、気持ちよく過ごせました。飲み物や軽食を注文することもできます。
全体的に小さなホテルではありますが、客室、プール、ダイニングなど全てのファシリティはデザイン性が高く、お料理も洗練されていました。
またサービスも申し分なく、スムーズかつ正確にリクエストに対応してくれます。
またゲスト1人1人を認識してくれているのが伝わり、ホテルのスタッフさんたちとおしゃべりするのも楽しかったです。
お値段は張りますが、それに見合ったファシリティとサービスを受けられるホテルだと思います(むしろ日本ではこの値段ではありえないのではなかろうか?)。
ルアンパバーンでラグジュアリーな滞在を求める方や、大切な日に訪れる場合、また、ただただのんびりしに行くという方にも、とっってもおすすめです。