1979年創業のラグジュアリーホテルブランド、ローズウッドホテルズ&リゾーツ。
日本には未上陸で2024年宮古島に開業予定ですが、東南アジアではタイ プーケット・バンコク、カンボジア プノンペン、ラオス ルアンパバーンの4拠点がすでにオープンしています。
コロナ禍で外出できなかった際ステイケーションにハマり、ローズウッドバンコクに宿泊して以来、ローズウッドホテルの虜になっている汚綺麗ハンターです。
もはや「汚」綺麗な要素は全くなく眩しいくらいですが、いつも汚綺麗ハントしている分、バランスを取るかのようにこの眩しさに惹きつけられてしまうのです。
2024年1月、年明けを祝いローズウッドバンコクに宿泊したので、記録していきたいと思います。
また、ローズウッドバンコクと同じく、シティ型リゾートであるローズウッドプノンペンでの宿泊についても、こちらに記録しています。
こちらも素晴らしいホテルでした。よければご覧ください。
チェックイン
ホテルでは空港・ホテル間の送迎サービスがあります。セダンで3,700バーツから、バンで3,000バーツからです。
ベンツなんかでラグジュアリーに登場できればかっこいいのですが、わたしはバンコク内に住んでいるので、おとなしくBTSで向かいます。プルンチット駅から直結です。
この日は、下から3番目のグレードであるPremier Kingというお部屋を予約していましたが、+4,000バーツでPremier Suiteへアップグレードができるとのことでした。
ホテルの眩しいラグジュアリーさと、スイートに泊まる機会なんて早々ないだろうとの高ぶりで金銭感覚がマヒし、即答でアップグレードをお願いしました。わくわく。
客室
スイートグレードになると、全ての部屋にバトラーがつくそうで、バトラーさんにお部屋を案内してもらいました。60平米ほどのお部屋で、リビングルームとベッドルーム、バスルームがあります。
扉を開けるとまず広いエントランス、靴が20足は置けそうです。
次にリビングルームに進みます。49インチのTV、4人は座れそうなソファ。
5つ星ホテルにはよくあるインテリアかと思いますが、ローズウッドに惹かれるのは、このインテリアのセンスです。
落ち着いた色合いの中にも差し色があり、置いてある雑貨も秀逸です(使うわけではありませんが)。
さらに先に進むとベッドルームです。部屋全体が窓に囲まれており、日光が差し込みとても明るいです。
バンコクで最も地価の高いエリアの1つであるプルンチット・チットロム周辺の高貴な景色が見渡せます。
部屋の中心にはキングサイズベッド1台に枕が4つ並んでいます。
この他にも枕は何種類か用意されており、リクエストすると持ってきてくれます。
ベッドルームの横が、バスルームです。
これまたバスタブのフォルムといい、洗面台周りの装飾といい、美しいものを愛でてきた人類の心をくすぐるセンスです。
シャンプー等のアメニティはローズウッドオリジナル製品で、サンダルウッドのようないい香りでした。ドライヤーがダイソンな点もすばらしいです。
シャワーブースの扉は若干隙間があり、この日もシャワー後大洪水になってしまった点はマイナスでしたが、バトラーさんが水をふき取りきれいにしてくれたのでプラマイゼロでした。
スイート以上のお部屋のトイレは、ウォシュレット付です。
シャワーブースはクローゼットにもつながっています。
4種類のハンガーとふかふか(大事)なスリッパが用意されています。この写真に写っている薄手のバスローブに加え、パイル地のバスローブも用意されていました。
ミニバーコーナーには、ネスプレッソマシーンが置いてあります。コーヒー、ティー(ロンネフェルト)ともにカプセル型でした。有料ですが冷蔵庫内の飲み物はこんな感じです。
インルームダイニング
ローズウッド バンコクには、4つのダイニング・バーがあります。(詳しくはこちらをご参照くださいhttps://www.rosewoodhotels.com/en/bangkok/dining)
・Lakorn European Brasserie:オールデイダイニング。朝食、アフターヌーンティー会場でもあります。
・Nanbei:中華料理。ランチ、ディナーがあり、要予約です。
・Lennon’s:18時以降営業のバー。
・G&O:プール横にあるオーガニック食材を使用したカフェ。
今回はとにかくゆっくり過ごしたかったため、夕食はインルームダイニングでお願いすることにしました。
シーザーサラダ、白身魚のソテー、オニオングラタンスープ、パリブレストを注文し、コンプリメンタリーパンがついてきました。
どれも見た目通り、期待通りのおいしさでした。食材の味を生かした優しいお味で、お腹にも優しいです。このカトラリーのセンスや雰囲気もおいしさを増しているのでしょうか。
ターンダウンサービスの後には、ベッドサイドにベリー味のゼリーがおかれていました。
うーん、これまたかわいい&おいしい。こういう細かいこだわりまで、とても推せます。
共用エリア プール
9階に、プールとフィットネスエリアと、G&Oカフェがあります。
プールは、奥行きがあり、これまた洗練された雰囲気です。スクンビット通り側からは、向かいのビルも見えます。ですが、ベッド周りはプライバシーが確保されるような設計になっていると思います。
プールサイドベッドの数はそこまで多くありませんが、それゆえに落ち着いて過ごせます。
ベッドに座ると、スタッフがタオルと水を持ってきてくれました。
朝食@Lakorn European Brasserie
今回は、朝食付のプランを予約していました。朝食が含まれていない場合、1,280バーツ/人で追加できるようです。
爽やかな朝にふさわしいラグジュアリーな朝食会場です。
Lakornでの朝食は、アラカルトメニューとブッフェがあります。
この日は、アラカルトメニューからコールドカットの盛り合わせとパンケーキを注文し、サラダやベーカリーをブッフェから頂きました。
グルテンフリーのベーカリーもありましたが、こちらのお味はうーむでした。
しかしその他のベーカリーは食感&香り豊かでおいしかったです。興奮のあまり、ベイカリーの写真がブレています。
チェックアウトは12時です。
またこの夢心地に戻ってこられるよう、今年1年せっせと働く決意をしたローズウッドバンコク宿泊記でありました。