サワディークラップ、汚綺麗ハンターです。
タイに住み始めて早〇年、きれいな街に囲まれて育ってきた私が、初めてタイに来た時は衝撃を受けた汚さにも、年々慣れてきました。
そしてもはや一周回ってきれいだとも思えるほどに成長し、汚綺麗ハンターになりました。
汚綺麗に正解はありません。汚いと思うも、綺麗と思うも見る人次第です。そんな紙一重、いや諸刃の剣ともいえる汚綺麗の危うい奥ゆかしさを、記録していきたいと思います。
ソイパヤーナーク(ซอยพญานาค)
先日、ぽっかりと予定が空いたので、行ったことのないエリアを散歩したいなあと思い、BTSのラーチャテーウィー(Ratchathewi, ราชเทวี)駅で下車し、周辺を歩いてみました。
地球の歩き方にも掲載されているアジアホテル(Asia Hotel, โรงแรมเอเชียกรุงเทพ)の横の、ソイパヤーナークを進んでみます。サイアム(Siam, สยาม)駅からたった1駅だけど、こんなに雰囲気が変わるんだなあと、バンコクの多様性に感心します。
車やバイクの整備屋さん、部品屋さん、タイ料理の屋台、日本料理の屋台(一見タイ料理かと思いきやร้านอาหารญี่ปุ่นと書いてある!)、理容院。
歩いていると、オイルやら、料理やら、いろんな臭いが混ざって漂ってきます。これがこの辺りの日常なのね。ふむふむ。へむへむ。きょろきょろしながら歩いていると、何かが輝いて見えました。
何かしらと近寄ると、バナナ!タイでよく見るちっちゃいやつではなく、クルアイホームです。すっごくおいしそう。だけれども、このバナナ、今どういう状態に置かれているのかしら?とバナナの旅路に思いをはせたくなる本日の汚綺麗です。
輝くバナナのその先に
そのままソイパヤーナークを直進し、ソイローンリアンキングペット(ซอยโรงเรียนกิ่งเพชร)との交差路を左に曲がり道なりに進むと、Piccolo vicolo cafeを見つけました。
入口はわかりづらいと思いますが、細い道を進むと、広々としたおしゃれ空間が広がっていました。1階がカフェで、2階もカフェ席とギャラリーのような空間がありました。時期によって展示物が変わるのかもしれません。カフェの奥には雑貨屋さんもありました。
甘くないコーヒーで、のんびり時間を過ごすことができました。