タイで最も古く格式高い、老舗ラグジュアリーホテル、Mandarin Oriental Bangkok。
1876年から148年間、チャオプラヤ川沿いで最高級のサービスを提供し続けてきたのだと思うと、ホテルにいるだけで、その歴史を垣間見ているような気分になり、MOの織りなす世界に引き込まれます。
バンコクでも最高級なお値段ですが、2022年11月、コロナの恩恵に預かり、パンダバスさんの駐在者向けプロモーションでステイケーションしてきました。
なんとこのプロモーション、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトの他、60分間のスパやホテルクレジットが含まれる、めちゃくちゃ豪華なものでした。
少し古い情報、かつ残念ながらもうこのプロモーションはありませんが、ホテルの素晴らしさは変わらないと思いますので記録しておきたいと思います。
アクセス
ホテルの最寄り駅は、BTSサパーンタクシン駅です。
駅からホテルは徒歩10分ほどですが、大きな荷物があるとたどり着くまでにかなり汗をかいてしまうと思います。
サパーンタクシン駅からは、ホテルの無料シャトルボートも出ています。
随時運行しているようで、そこまで待たずにボートに乗れると思います。

もちろんタクシーで向かうこともできます。
ロビー
ホテルのロビーには、天井に届くほど大きく立派なフラワーアレンジメントがあります。
アフターヌーンティーで初めて訪れた際、このラグジュアリーさに圧倒されました。

ロビーだけでなく、ホテル全体的にそうですが、色彩豊かなカーペット、ソファ、クッションが配置されており、無機質ではない、上品かつ南国特有の温かい雰囲気が感じられました。
客室
このホテルは、開業当時からあるオーサーズウィング、増築されたガーデンウィング、そして2019年にマンダリンオリエンタルバンコク史上最大の改築が施されたリバーウィングからなっているそうです。
我々は、改築されてまもないリバーウィングのデラックスプレミアルームに宿泊しました。


お部屋は、青系のファブリックで統一されており、バスルームのタイルも青です。
水色系のお洋服を持ってきていた我々、テンション爆上がりでした。



お部屋に置かれている雑貨や、カトラリー、アメニティなど、細部に至るまでラグジュアリーかつエレガントです。
ウェルカムアメニティは、マカロンでした。TWGのティーと一緒に頂きました。



デラックスプレミアルームは、このホテルの中で1番リーズナブルな客室ですが、ここからもチャオプラヤ川を眺めることができました。

ダイニング
このホテルには、12のダイニング、カフェ、バーがあります。
オーサーズウィングから、本館から、チャオプラヤ川を渡った先まで、いろんなロケーションにあり、ホテルの敷地内だけで、様々な雰囲気を楽しむことができます。
チェックイン後、ル・ノルマンディ(フランス料理)や、サラリムナーム(タイ料理)といった有名レストランも予約できるか聞いてみたところ、満席でした。。
やはり有名どころは事前予約が必須のようです。
ル・ノルマンディには、どうしても行ってみたくて後日訪れてみました。
簡単にですが、こちらに記録してみたのでよければ併せてご覧ください。

インルームダイニング(朝食)
駐在者向けプランは、なんと朝10時よりチェックイン可だったため、張り切って朝から向かいました。
客室に入り感動し、大騒ぎした後、早速インルームダイニングで朝食を頂きました。
メニューはシンプルに、オムレツ、ハッシュドポテト、ソーセージなどが乗ったプレートと、フルーツ盛り合わせです。付け合わせのパンも、食パン、ロールパン、デニッシュなど種類豊富。
お料理もさることながら、食器、カトラリー、テーブルコーディネートも素敵です。
テンション爆上げで1日が始まりました。


ロードジム(昼食)
昼食は、シーフード&グリルレストラン、ロードジムのウィークエンドランチブッフェにしました。
シーフードは、お刺身もグリルも種類豊富な上、お肉のグリルもありました。
サラダ、コールドカット、アペタイザーも種類豊富で、食べたい気持ちにお腹が追いつきません。



最後にデザートとして食べたクレープシュゼットは、その場でカラメリゼしてくれ、バターとカラメルの香りが引き立ちます。

どのお料理も、ブッフェとは思えない美味しさでした。
ディナーは、コースメニューもあるようなので再訪してみたいです。
リバーサイドテラス(夕食)
ランチブッフェで満腹になっていた我々。夕食はアラカルトメニューがあるリバーサイドテラスにしました。
ここでは、サラダ、パスタ、リゾットを頂きました。どれもハズレがない。。



デザートに、アイスの盛り合わせも頂きました、器のパリパリまで美味しかったです。
最後には、マカロンのサービスもあります。


食事中目の前には、アイコンサイアムとマンダリンオリエンタルレジデンスが見えます。
は〜ここに住むのありだなあ、と思わせて入居させる、マンダリンレジデンスの戦略でしょうか(違)。

ザ・ヴェランダ(朝食)
2度目の朝食は、駐妻さんたちの間で有名な、「朝シャン」が頂ける、ザ・ヴェランダでのブッフェです。
噂の、朝からシャンパンを飲んでいる人、たくさんいました。
そんな中お酒が飲めないわたくしはココナッツジュースを頂きました。笑

タイ、中華、洋食、サラダ、コールドカッツ、ベイカリー、フルーツなどブッフェの他、エッグメニュー、麺料理、パンケーキやワッフルなどのライブキッチンがありました。




当日はお天気も良く、景色が最高です。目の前のチャオプラヤ川とアイコンサイアムも、何度も見ているはずですが、不思議とヨーロッパにいるような気分になります。

この他、オーサーズラウンジ(The Author’s Lounge)でのアフタヌーンティーもとってもよかったので、別途記録したいと思います。
プール
リバーウィングのロビーから、チャオプラヤ川方面に歩いていくと、プールがあります。
緑とオレンジのコントラストが素晴らしいです。

なんとこのプール、1番深い場所では2メートル以上あり、大人もたっぷり泳ぐことができます。
プールサイドベッドの他、カバナもあり、友人とおしゃべりしながら永遠にゴロゴロすることができます。
この他、宿泊パッケージに含まれていたスパ(The Oriental Spa)にも訪れました。
これまた素晴らしかったので、別途記録しておきたいと思います。