シンガポール発のラグジュアリーホテルブランド、Capella。
バンコクでも2020年にオープンして以来、世界のベストホテル50や、バンコクのベストホテルに選出されています。日本では、2025年京都に開業予定です。
2022年9月、2023年11月に訪問し、都会のオアシスと呼ぶべき素晴らしいファシリティとホスピタリティに大変感動し、癒されてきました。
アクセス
ホテルの最寄り駅はBTSサパーンタクシン駅になりますが、歩くと15分ほどかかります。
サパーンタクシン駅近くの船着き場から、他の川沿い高級ホテルと同様、ホテルの無料シャトルボートが運行しています。
シャトルボートは、ホテルからアイコンサイアムまでも運行しています。

私はタクシーでホテルへ向かったため使っておらず、シャトルボートのレポができずすみません。。
カペラホテルは、Four Seasons Bangkokホテルと隣接しており、車用の入口も同じです。
ホテルの入り口は別で、車寄せも別ですので、お気をつけてください。
ロビー
カペラの扉を開けると、アフターヌーンティー会場でもあるロビーが待っています。
天井はそれほど高くないですが、目の前は全面ガラス張りで開放感があります。



宿泊者用のチェックインスペース(リビングルーム)は、このロビーから扉で隔離されたエリアにあり、混み合わないような設計になっています。
共用スペース リビングルーム
宿泊者用のチェックインスペースは、リビングルームという名前で、24時間好きな時に出入りすることができます。
ソファ席で、ボードゲームやスナックも用意されています。
チェックイン時は、ウェルカムドリンクをサーブしてくれます。ウェルカムドリンクはいくつかのメニューから選ぶことができ、チョコレートなどのスナックと一緒にサーブされました。

客室
カペラバンコクは、スイートやビラを含む101室の客室があり、全室チャオプラヤリバービューです。
客室数は少ないですが、その分、それぞれのゲストにきめ細かいサービスを提供してくれます。
我々は、このホテルで1番リーズナブルな、Riverfront King に宿泊しました。
客室面積は61平米で、シティ型リゾートにしてはかなり広めです。
内装はシンプルでエレガントながらも、ここは私の家か??と思わせてくれる温かさと馴染みやすさがあります。
配置されている装飾品のセンスも抜群です。


バスローブは2種類あり、スリッパは他のホテルでは珍しい鼻緒がついているタイプです。
どちらも素材が上質で、身につけていて気持ちいいです。



バスルームの真ん中にはバスタブがあります。ブラインドを上げればチャオプラヤ川が眺められます。
バスアメニティを探しながら引き出しを開けると、とってもおしゃれな箱に収納されていました。
センスが爆発しています…!



箱の中身も、歯磨き粉がマービスだったり、シャワーキャップがペイズリー柄だったり、使うのがもったいないくらいおしゃれすぎるのです。
ミニバーもあります。
ネスプレッソのカプセル4種類と、Capellaオリジナルパッケージのティーがコンプリメンタリーで置いてあります。
お水のボトルまでオリジナルデザインでかわいいです。

無料で靴磨きと、アイロンサービスもついており、アイロン後にはこんなカバーがかかって返ってきます。
サステナブルな上、カバーもかわいく、至る所にあふれるハイセンスにハートを撃ち抜かれます。

共用スペース プール
このホテルのプールは、24時間オープンしています。
プールからヴィラの中は見えません。また、川からもプールが見えません。
客室のバルコニーからは見えますが、ある程度プライベートが確保されておりそこまで騒がしくありませんでした。
プールサイドには、ベッドとカバナがあり、タオルと日焼け止めが置いてあります。
タオルには紺色のステッチが入っており、シンプルながらおしゃれでした。
が!なんとしたことか、プールの写真を全く撮っておりませんでした。。泣
ダイニング
カペラホテルには、4つのダイニングとバーがあります。
ロビーラウンジでのアフタヌーンティーについては、こちらに記録しています。よければ併せてご覧ください。

インルームダイニング
このホテルのインルームダイニングは、そこいらのレストラン顔負けのクオリティです。
お料理もお店で提供されるように温かく、食器やカトラリーもステキでした。
写真映えするよう、一生懸命テーブルコーディネートもしてくれました。




夕食がとても良かったので、次の日の昼食もインルームダイニングで頂きました。
ビーフサンドイッチとボロネーゼです。美味しそうすぎません??



また、次の機会に頂いたインルームダイニングはこちら。ラムチョップ美味しかったあああ。




バーステラ
17:00くらいから、無料のイブニングカクテルが頂けるということで行ってみました。
ドリンク1杯(ビール、ワイン、モクテル、ソフトドリンク)と、カナッペが出てきました。

このバーは、これまでのカペラの上品な印象とは少し変わり、ファンキーかつ色っぽい雰囲気でした。


プラ・ナコーン
朝食会場までは、ロビーラウンジを通り、豪華な階段を降りて向かいます。
川沿いにある、プラ・ナコーンレストランです。


ブッフェとアラカルトメニューがありました。
客室数が多くないこともあり、とても広いわけではありませんが、ブッフェであっても1つ1つのメニューが洗練されていて美味しかったです。




アラカルトメニューには、和食にインスパイアされた、茶そばや、うなぎベネディクトなるメニューもありました。
このうなぎベネディクトは、焼きおにぎりにうなぎの蒲焼が乗ったものに、エッグベネディクトによくあるオーランジュソースと卵をつけて頂くのですが、期待以上に美味しかったです。



そして、カペラでとっても素晴らしかったことの1つが、Aurigaでのスパ体験です。
別途こちらに記録してみました。よければ併せてご覧ください。

まさに都会のオアシス。。
コロナ禍が終わってから、宿泊価格もどんどん上がり、手の届かないオアシスになりつつありますが泣、本帰国前にもう一度行けるといいなあ。なんでもない日も、記念すべき日も、格段に素敵にしてくれること間違いなしです。