3大寺院の1つであるワットポーから、チャオプラヤ川に沿って2キロほど南下したあたりに、チャイナタウンがあります。
チャイナタウン自体は、200年以上前から現在の王宮やワットポーがある辺りに存在していたそうで、現在の王朝の成立に伴い、今の場所に移動したそうです。
中華街といえば、タイ料理×中華料理の美味しいごはん!というイメージですが、実は私長らく美味しいお店に辿り着けていませんでした。。
観光として、タイ語の漢字が入り混じるギラギラしたネオン看板が輝く夜の景色を見に、友人と一緒に何度も訪れてはいるのですが、道端で目についたものを食べてみるものの美味い…!と太鼓判を押したくなるものには出会えていなかったのです(もちろんまずいことはなく、美味しいのですが)。
がしかし、夜ではなく少し時間をずらして訪れてみたところ、美味しいもの、見つかりました。
お店の入れ替わりの激しいバンコクで生き残る老舗4軒を記録しておきたいと思います。
Tai Heng (カオマンガイ)
海南風チキンライス(タイ語でカオマンガイ)と、タイスキ(お肉、シーフード、野菜などを煮るor炒めた料理)の名店。
1902年創業で、今年で102年目(たしか)だそうです。これは老舗!
チキンはしっとり、ライスは少しガーリックが香るような香ばしい感じでした。たしか60バーツ。最高。

タイスキヘーン(汁なし)は、これ、火力強い鉄鍋で炒められたんだろうなあという香ばしさで、これまで食べたタイスキの中で3本指に入る美味しさでした。これも60バーツだったかしら。

メインストリートから、ちょっと汚綺麗な小道に入った場所にあります。
汚いだけで治安は悪くないのでご安心ください。



メニューは英語が併記してあり、前の方がシェアできる大きさのメニュー、後ろの方がワンプレートメニューになっていました。
営業時間は、10:00〜17:00です。

Odean(カニヌードル)
クイッティアオプー(カニヌードル)のお店です。ここも老舗感がすごい。
テレビでも紹介されたことのある有名店のようです。


見た目は至ってシンプルですが、スープに魚介が香り美味い。調味料のアドオン不要な完成されたお味でした。
お店の売りであるカニは、部位や大きさが選べます。大中小のうち、中サイズでこんな感じ。

中サイズカニを入れると250バーツと、クイッティアオにしては強気なお値段ですが、このカニも納得の美味しさでした。なんだろう、プリプリな上に少し香ばしいというか。
営業時間は8:30〜19:30ですが、15:00頃訪れた際に1番大きいサイズのカニの身が売り切れていました。
大きなカニの身を狙うならお早めに。
クイッティアオプー2491(カニヌードル)
続いてこちらもクイッティアオプーのお店です。仏歴2491年=西暦1948年創業、ここも老舗ですねえ(老舗と言いたいだけ笑)。
こちらは屋台で、道端の席でいただきます(蚊にはご注意)。
お店のおじちゃんが愛想良く、タイ語訛りな英語で注文を取ってくれます。
豚肉、ワンタン、カニの全部入って80バーツだったかな。


麺は、バミー(中華麺)、センミー(米粉超細麺)、センレック(米粉細麺)、センヤイ(米粉太麺)から選べます。
私は、こういう豚肉やワンタンが入ってる場合、バミーが合うと思います。
スープは優しいお味、豚肉やワンタンはちゃんと味がついておりよきバランスでした。
お好みですが、ちょっと調味料足してもいいかも。営業時間は16:00〜20:00です。
パトンコーサウォイ(揚げパン)
こちらはごはんではなくおやつですが、タイの揚げパン、パトンコーの有名店です。
ここでは、2つ屋台が並んでおり(どちらも同じお店)、1つはノーマルパトンコー、もう1つは焼きパトンコー+トッピングを売っています。



1つ1つが大きくもちもちで美味しいです。日本ではなかなか見ない、サンカヤー(タイ風カスタード)が合います。
おやつといえど、結構お腹が膨れるので何人かでシェアするのがおすすめです。


こちらの屋台は、17:30〜23:30オープンです。ごはん後に訪れることもできます。
何度言ってもまだまだ知らない場所がいっぱいある中華街&旧市街。
満腹になってもなお、まだまだこのギラギラの中を楽しみたい…!というときは、デザート食べに行くorおしゃバーに飲みに行くコースもとっても楽しいです。
中華街周辺でお気に入りのカフェ&バー5軒をこちらに記録しています。よければ併せてご覧ください!
