バンコクには、BTS、MRT、バスなど、いろんな公共交通機関がありますが、その中でもローカルな旅気分が味わえる水上バスが結構好きです。
ペッチャブリ通り沿いにあるセーンセープ運河から、旧市街にあるパーンファー港に向かい、そこからお散歩するコースがとても気に入ったので記録しておきたいと思います。(2024年6月訪問)
水上バスの乗り方
私は、アソークピア (Asoke Pier)から乗船しました。アソークピアは、MRTペッチャブリ駅から徒歩1〜2分の場所にあります。
少し細い道を入った先がピアになっており、ここでのんびり船を待ちます。
時刻表などは特に見当たらず、いつ来るのかわかりませんが、同じようにまっているタイ人がいれば、船は来るはずです。笑 わたしは5〜10分ほど待つと船がきました。
(ちなみに、コロナ禍では土日運休の時期があり、私はそのことを知らずに船に乗ろうとピアに来たところ、近くにいた何をするでもないおじさんに、土日は運休よ、と教えてもらいました。周りを気にしてくれるタイ人の優しさにいたみいります)

(ちなみにちなみに、雨季で水位が上がる時期は、船が通るたびにピアが津波状態になっている動画を見たことがあり恐れ慄いています。お気をつけてください。笑)
船が来たら乗船し、集金のおばちゃんに乗船代16バーツを渡します。タイに銀行口座がある方はスキャンで支払うこともできます。どこまで?と聞かれたら、パーンファー(Panfa)、と答えましょう。

ここからは運河沿いの景色を楽しみます。お寺があったり、家屋があったり、途中徐行運転するのは王室の敷地裏を通るからだそうで、外からは何も見えませんが何となくじーっと眺めてみます。笑
10〜15分ほどすると、プラトゥナムピア(Pratunam Pier)に到着するので、ここでとりあえず全員降ります。
プラチナムデパートやセントラルワールドが見える辺りで、ここからそのエリアへお出かけに向かう人もたくさんいます。

パーンファーまで行く場合は、その人たちにはついていかず、少し小さめの船に乗り換えます。
川幅が狭まるので、センセープ運河を爆走する船では入れないそうです。席が埋まってきたら出発です。
ここからも、しばらく景色を楽しみます。大都会ではない、タイ人の生活感あふれる景色を見ることができ、汚綺麗ハンターにはたまらないコースです。

5〜10分ほどで終点パーンファーに到着です!ここでもみんな船を降りるので、迷うことはないと思います。ここからは好きな方向にお散歩です。
お気に入りのレストラン・カフェ
コーピーヒヤタイキー@Giant Swing
パーンファーから徒歩10分ほど。朝から水上バス旅を始める場合は、ここの朝食で腹ごしらえしましょう。


取り立ててこれが超美味い!みたいなものは正直ないのですが笑、レトロな店内でカイガタ(いろんな具が載った目玉焼き)や甘ーいタイ式コーヒーなどを頂きながら、タイの昔ながらの朝ごはんだ〜感を味わう時間が好きです。

クルアアプソン@Dinso
パーンファーから徒歩10分ほど。昼から水上バス旅を始める場合、ここの昼食で腹ごしらえしましょう。笑
ミシュランガイドのビブグルマンにも掲載されている人気店なので、すでにご存知の方も多いかもしれませんが、やはり美味いです!そしてお値段も優しい。



観光客もたくさん来るようなので辛さ控えめで、と言えばちゃんと控えめにしてくれます。
お昼時は結構混んでいるので、待ち番号をもらって近くをお散歩しながら時間を潰すか、やや時間をずらして行くのがいいと思います。
オニバスコーヒー
パーンファーから徒歩10分ほど、日本に5店舗を構えるONIBUS Coffeeのバンコク店です。

日本に店舗があることを知らず、インスタか何かで発見し、よさそう…!と思って訪れてみましたが、ONIBUSのWEBサイトを見てみたところ、理念もステキ…!センス溢れる店内と美味しいコーヒーで、オニバスファンになりました。
小さな店舗ですが、お散歩の足休めにおすすめです。




マザーロースター @Pratu Phi
コーヒーへの愛とこだわりが詰まりまくったカフェです。
ウォールアートが素敵なタラートノーイ店の方が有名かもしれませんが、パーンファーピアからは、Paratu Phi店が近いです。


コーヒーメニューはタラートノーイ店とほぼ同じだったと思います。
コーヒーの美味しさはどちらもぴかいちでした。丁寧に水出しされたコーヒーは本当にすっきりとしていて、これコーヒーなの???と目が丸くなります。

こじんまりした店舗ですが、こちらもこだわりの詰まった内装で、そこまで混み合ってもいないので、ゆったり過ごせてとてもよかったです。
マムアンショップ
パーンファーから徒歩5分ほど。タイ人漫画家のタムくん(本名)が描く、マムアンちゃんというキャラクターのグッズなどを置いているお店です。
タムくんの奥様であるウィーさんのお洋服も置いてあります。夫婦揃ってセンスに溢れていて憧れます。。

六本木でも個展を開催していたりするので、マムアンちゃんファンの方も多いのではないでしょうか。
マムアンショップは、オンラインショップもありますが、すでにオンラインショップで販売していないグッズもあったり、アイスクリームがあったり、日によってはタムくんやウィーさんご本人に会えたり!
こじんまりとしたお店ですがマムアンちゃんファンには堪らないと思います。
この他にも、お散歩中にはブックカフェがあったり、揚げバナナ屋さんがあったり、市場があったり、いろんなバンコクを眺めることができ、思いのままに歩くのが大変楽しいエリアだと思います。



パーンファーから15分ほど歩いた場所にある、マハンノップ通りにも朝早くから営業する美味しいごはん屋さんがたくさんあり、個人的に朝ごはんストリートと呼んでいます。笑
こちらのお気に入り店についても次回記録したいと思います。