【タイ国内旅行】タイ北部ピサヌローク県 ナレースアン大王の故郷で華僑コミュニティを感じる旅

ピサヌローク タイ国内旅行

世界遺産として有名なスコータイの横に、ピサヌローク県があります。
スコータイ時代、アユタヤ時代ともに重要な要衝として栄えた街だそうで、タイ3大王に数えられるナレースアン大王の出身地でもあります。

現在は、タイで最も美しいと言われる大仏が安置されたお寺があることでも有名です。
留学中に訪れたと思うのですが記憶がなく、2025年1月、土日でさくっと再訪しました。

アクセス

ピサヌロークに空港はあります!周辺のピチット県やペッチャブーン県へ行く際の最寄りの空港でもあります。

結構きれいな空港で、出口には複数のレンタカーカウンターやタクシードライバーさんが待ち構えているので、車の事前予約は不要と思います。

ピサヌローク街中だけであれば、Grabでも移動できます。
2025年現在、空港タクシーで街中まで150バーツ、Grabだと110バーツほどで行けたので、Grabの方がやや安かったです。
街中でも何度かGrabを使いましたが、車、バイクともにすぐ捕まったので、移動には困りませんでした。

また、ピサヌロークには国鉄の駅もあります。2025年1月時点での駅の様子はこちら。
ピサヌロークは小さな街なので、主要な観光地は徒歩でも移動できました。

その他、フアゴップ(カエルの頭のような形のトゥクトゥク)も待機しているので、そちらで移動することもできます。駅前には、こんな料金表もありました。

観光地

ワットプラシーラッタナーマハーラートウォラウィハーン

こちらがかの有名な、タイで最も美しい仏像が鎮座するお寺です。
ピサヌロークに来たなら、まずご挨拶せねばと行ってみました。

王室一級寺院に指定されており、敷地内はかなり広く、きれいに整備されていました。
入口近くに靴箱があるので、そちらで靴をぬいで中に入ります。

早速メインの仏像のお目見えです。本当に美しい(そしてどこが美しいと評価されるポイントなのか気になる笑)。
この周りにもたくさんの仏像が鎮座しており、大変威厳あるお寺でした。

チャンパレス

ここから歩いて10分ほどの場所に、ナレースアン大王の住居であったとされるチャンパレスがあります。

Wikipediaによると、ナレースアン大王の父であるマハータマチャー王の治世に、ナレースアン大王に与えられたそうですが、その後忘れ去られ1901年に発見され、その後復旧されたそうです。

現在はナレースアン大王の銅像を祀る本堂や、アユタヤ時代前期の建築様式と見られるワットウィハーントーンがあったり、まあまあそれなりに見応えがあります(何様w)。

川沿いをお散歩するのも気持ちいいので、時間があればお散歩コースにおすすめです。

ウォーキングストリート

ピサヌロークの中でもひときわ輝きが目立つ、ワットチャンタワントックの目の前の橋を渡った先、サンカブーチャー通りに夕方から屋台が並び始めます。

全長400メートルくらいある市場で、ごはんやおやつから雑貨までいろいろなお店が並んでいて楽しかったです。

レストラン・カフェ

Hoi Kha Rim Nan Noodle

ピサヌロークといえば、なぜか有名な足をぶらぶらさせながら食べるクイッティアオのお店です。

タイでは、アユタヤ式(ボートヌードルとも呼ばれる、濃ゆい茶色の辛くないスープ)スコータイ式(トムヤムスープ)のクイッティアオがありますが、ここではスコータイ式のものが食べられます。
他にもいろんなメニューがありました。

注文はタイ語になりますが、写真メニューもあるので、指さしでもいけそうです。

ワットプラシーラッタナーマハーラートから歩いて5分ほどで行けますが、その手前に似たようなお店があるので要注意です。(そちらもそちらでいい感じでしたが)笑

ロンカフェ

こちらは、足ぶらクイッティアオから徒歩1分ほどの場所にあるカフェです。
タイ人の好きそうな映え空間で、中国風のお洋服を来て写真を撮ってる方がたくさんいました(春節前だったからかも)。

こちらでは、「プレミアムティー」みたいな感じのメニューにあったレッドティー(no sweet)を頼んでみたところ、かなりちゃんとしたお茶で美味でした。
しかも、お湯をリフィルしてくれます。小腹が空いていたので、あまり期待せず頼んだクリームまんも、蒸し立てふかふかで予想以上に美味でした。

目の前に広がる川もよい景色~お散歩に最高です。

Prompt Cup

ウォーキングストリートのすぐ近くにあり、気になって入ってみたところ、センス爆発のおしゃカフェでした。

メニューもいろいろあり、私はコールドブリュー×ゆずドリンクを頼んでみました。
またショーケースには並んでいませんがケーキもあり、ココナッツケーキを頼んでみました。
シフォンスポンジに程よい甘さのココナッツとクリームが挟まり結構美味でした。WiFiも不便なく繋がりました。

Finally Coffee

こちらもリノベセンスが大爆発したおしゃカフェです。
ベイカリーも美味しそうに見えて、思わず注文。期待通りふわふわなパンとガーリックの聞いたチーズで美味しかったです。

閉店1時間前くらいに入りましたが、結構混み合っていました。

トンビーフヌードル

タイでは珍しく?牛肉麺の専門店です。
わたしは訪れたときお腹いっぱいすぎて、ルークチンは入れなかったのですが、普通に注文すると2種類のルークチンと牛肉がはいります。

麺の種類と、スープありorなしが選べます。こちらの牛肉、きちんと下処理されているようで柔らかくて美味しかったです。また、麺も古い匂いがせず、美味しく頂きました。

Treat Tea House

中国寺院のすぐ横にある、日本風味あふれるカフェです。本格的なお茶が頂けます。

それぞれの茶葉にテイストノートが書いてあるのですが、Tofuというのが気になってホワイトティーを頼んでみたところ、本当に豆乳のようなお味がしました。う、うまあ。

また、お茶に合いそうな中国風のお饅頭(卵黄クリーム入り)も注文してみたところ、しっとりもちもちで美味しかったです。

ホテル

シナプラホテル

お寺やウォーキングストリートからは少し離れていますが、ホテルでゆっくりもしたかったので、予約サイトで評価の高かったこちらに泊まってみました。
歴史をテーマにしたブティックホテルで、個性的なデザインがかわいかったです。

Deluxe Roomはこんな感じ。お部屋に入るとまずふかふかなベッド、そしてバスタブがちょっとはみ出しています。笑

特にバスルームのタイルがかわいくツボでしたが、トイレはシャワーブースの奥にあり、シャワー後は気をつけて入らねばなりません。笑

お湯は問題なく出ました。このホテル、スパがあることもあり、シャンプー・コンディショナー・ボディソープはオリジナルのもので、香りや使用感もいい感じでした。

歯ブラシ、コットンキット、シャワーキャップ、ドライヤーあり。
スリッパ、バスローブもあり。コンプリメンタリーのお茶・コーヒー・お水もあり、快適に過ごせました。

オールデイダイニングの他、ホテル横にはタイ料理レストランも併設されており、お昼時にはかなり混み合っていました。田舎でもちょっとラグジュアリーに過ごしたい方にはとってもおすすめです。

ピサヌロークは、歴史の街・大仏の街というイメージでしたが、中国寺院、華僑向けの学校や協会が点在しており、思っていたより華僑コミュニティが息づく街でもありました。

お茶屋さん飲茶屋さんもポツポツあり、タイ以外の食の選択肢もありグッドでした。
小さな街ですが、週末のんびり田舎散歩するにはぴったりな場所でした。

タイトルとURLをコピーしました