バンコク屈指のフレンチレストラン、ル・ノルマンディ。
1958年にグリルレストランとしてオープンし、1969年にタイ初のファインダイニングレストランとしてリオープンして以来、多くの人に愛されてきたレストランです。
タイでミシュランガイドが発行された2018年以来、4年連続でタイで最高となる2つ星を獲得しました。
2024年版ミシュランガイドでは、1つ星を獲得しており、2024年9月現在は休業していますが、2024/9/18よりメニューを新たにリオープンするそうです。
わたしは、2022年3月頃、帰任前の友人と、バンコクにいる内に1度は行ってみたい…!ということで勇気を振り絞りディナーで訪れました。笑
アクセス
レストランは、マンダリンオリエンタルホテル、ガーデンウィングの5階にあります。
小さくレトロなエレベーターで5階に上がり、扉が開くと目の前にお店が現れます。
私は先に到着したのですが、友人が到着するまでエントランス近くの待合スペースで待つよう言われました。
すでにエレガントな雰囲気にのまれ、あまり写真が撮れませんでした。笑
ゲストのどなたかの大きな花束がスタンバイしていましたが、とてもお店に馴染んでいました。
大きい花束ってこういうところで渡すのがいいんですね。。
予約
Webから予約可能です。予約時にクレジットカード情報を入力する必要があります。
キャンセルや日時変更は2日前まで可能で、それ以降はキャンセル料がかかります。
ランチは12:00~15:30、ディナーは18:30~23:30にオープンしています。
月曜日、火曜日は定休日ですので、ご注意ください。
我々は川沿いからは離れた席でしたが、窓からはアイコンサイアムが見えました。
しかし、やはり川沿いの席は最高の雰囲気が味わえそう。川沿いの席を希望する場合、早めの予約が必須だと思います。
ドレスコード
ドレスコードは、「上品なお召し物とお履物」です。
私は、シンプルにノースリーブのワンピースとサンダルでお邪魔しました。
ディナーの場合、男性はジャケット必須ですのでご注意ください。
ジャケットを着用せずに訪れてしまった場合、借りることもできます(サイズは制限されますが、レストランの素敵な雰囲気を維持するため着用は必須なのです)。
メニュー
2022年に訪れた当時のメニューですので、現在とは異なりますが、記念に記録しておきたいと思います。(記憶が曖昧ですので、100%正しくはないと思いますがご了承ください笑)
最新のメニューは、公式サイトをご参照ください。
我々は、6コースメニュー(THB6,400++/person)を注文しました。
水木はこのお値段で、金土日は7,500バーツ++だったと思います。
チーズや、ワインペアリングもオプションでつけることができます。
アラカルトメニューは、1品2,000〜3,000バーツ代のものが多かったです。
アミューズ
コースが始まる前に、レバーパテのカナッペと、小さなコロッケを頂きました。
カナッペにはラズベリーが乗っており、コロッケにはパンダンクリームが乗っています。
どちらもいいアクセントになっている上、色合いが可愛らしいです。
次のお食事に期待が高まったところで出てくるのが、こちらのデニッシュでした。
ソルト オンザトップなのですよ。3つくらい食べたいところでしたが、他のお料理が待っていますのでここは我慢です。
アペタイザー
そんな中やってきたのがアワビちゃんです。緑色のジュレに囲まれて気持ち良さそうです。
ジュレには、サイコロ状のきゅうり(かな?)が入っており、かなりさわやかでした。
続きまして、シーフードのカルパッチョです。
クリーミーなソースと、柑橘系のフルーツのソースがかかっており、こちらも爽やかです。
お野菜もたくさん取れ(たような気になり)ます。
続いてやってくるのが、なんとこのパン。
デニッシュだけでもだいぶ嬉しかったのに、こんな重鎮も控えておりました。。
そしてその後サーブされるのが、こちらの1本丸々焼きナス、ではなくフォアグラです。ふぉぉ。。
松茸のようなマッシュルーム、ローストナッツ、ドライフルーツが添えられている上、少し酸味のあるチョコレートソースがかかっています。贅の極みプレートです。
メイン
続いてはメインのお魚料理です。まず、デコレーションかわいい〜〜
かたつむりのように薄く切って巻かれたピクルスを背負った白身魚だったと思います。
そして最後のメイン、お肉料理は鴨肉でした。牛肉に変更することも可能でした(追加料金あり)。
目の前で切り分けて、ソースをかけてくれます。
デザート
デザートのココナッツアイスクリームと、マスカットのスフレです。
マスカットとスフレの組み合わせが意外で驚きましたが、やはり美味いもの同士なのでうまいのです。
最後に、サービスのチョコレート、マカロン、フィナンシェと、ハーブティーを頂きました。
こうして後から写真を見ると、お腹に溜まったのだろうかと思いますが、お腹はパンパンになりました。
私には少し背伸びしたレストランでしたが、背伸びしている非日常感と、細部まで作り込まれたレストランの雰囲気に、夢のような時間を過ごすことができました。
バンコクにいる内に1度は訪問する価値があると思います。
9/18以降、どのように生まれ変わったのかも、とても楽しみです。