【タイグルメ】ミシュラン1つ星インドフュージョンガストロノミーGaa

Gaa タイ グルメ

2024年9月頃、以前バンコクに駐在していた友人が再度バンコクに遊びに来た際、バンコクでやり残したことの1つとして訪問しました。

Gaaは、タイの食材とインドの伝統的な調理方法を組み合わせた、インド料理のファインダイニングです。

ミシュラン2つ星を獲得したGagganの姉妹店で、Gaa自身も2019年に初めてミシュラン1つ星オーナーシェフであるGarima Aroraさんは、インド人女性として初めて星を獲得したそうです。

Aroraさん自身が、食事をサーブしたり、様子を見に来てくれ、1人1人を気にかけてくれるプロフェッショナルさを感じました。

アクセス

BTSトンロー駅から、徒歩5分ほどです。

車で行くか迷いましたが、全然歩ける距離でした。
夕方の渋滞時、車が進まない場合はBTSに乗り換えて向かうこともできます。

お店についたら、階段で2階に上がります。
素敵なラウンジエリアで少し待機したのち、1階のお席へ向かいました。

予約

Webから予約できます。
予約時には、デポジット用にクレジットカード情報を入力する必要があります。

ランチコースとディナーコースがありますが、ディナーは17:30、18:00、20:30、21:00の4ターンです。

ドレスコード

ドレスコードは、スマートカジュアルです。

店内はとてもラグジュアリーですが、そこまで厳しくなさそうな印象でした。
男性は、ワイシャツにチノパン、女性はワンピース、といった感じの方が多かった気がします。

メニュー

まずはお席について、ドリンクメニューを選びます。

このお席がまた素敵です。。しゃらしゃらした装飾(語彙笑)に囲まれ、程よいプライベート感が確保されています。
そして各エリアにカトラリーを置くエリアがあり、スムーズにサーブされました。

2024年9月現在のディナーコースメニューは、THB4,700++でした。
合わせて、ジュースペアリングTHB1,600++も注文しました。

Chaat

まずはChaat、インドの軽食だそうです。
トップにはベリー系のピューレがフローズンになっており、下にはパリパリの香草が。
メニュー通り甘み、酸味、辛味、苦味、旨味が詰まっていました。これは軽食なのですか??

Snacks

次に、3種類のスナックです。器がかわいい。左から順に食べるよう勧められます。

1つ目は、パリパリした生地の上に、マイタケのような風味のマッシュルーム?お野菜?とキャビアがたっぷり乗っていました。さっぱりです。

2つ目は、ウニトーストです。
一口で頂きましたが、ウニが口いっぱいに広がります。トースト部分は思っていたより柔らかくウニを邪魔しません。

3つ目は、サクサクの揚げ物の上にピリッとしたペーストが乗っていました。だんだん味が濃くなっていくのでこの順番なのですね。

DIY Bhel

Bhelも、インドの軽食の1種だそうです。
ここでは、ツナと数種類の調味料を混ぜ合わせて、小さなトルティーヤのようなパリパリに詰めて頂きます。

ぱっと見、ポキみたいな感じかなと思いきや、一味違いました。
全て混ぜ合わせると辛味を感じますが、ソースがうまくまとめてくれている感じがします。
このパリパリはお代わりできます。

Gobi Paratha

お次は、どう見てもたこ焼きです。しかしたこ焼きではありません。笑

この中には、カリフラワーやお肉が詰まっています。カリフラワーがホクホクでいい香りでした。
温かいので、バタークリームをつけると少し溶けてきて、ひんやりも感じて、リッチな味わいです。
おかわりしたかったです。

Summer Curry

次はカレーです、が、これはカレーなのでしょうか!器もカニさんです。
さっぱりした青リンゴ風味の氷が乗っていました。
ココナッツのカレーとカニの身とパリパリを混ぜ合わせて頂きます。するりと食べられました。

Crayfish

このバタフライのような見た目のお料理、とっても美味しかったです。
ザリガニ?ロブスター?どちらか分かりませんが、炭火焼きでぷりっぷりだったのです。
ミアンカムの葉っぱとペースト、そしてしょっぱい米菓子が合っていました。

Beef Kebab

そしてこちらは、A5和牛を炭火焼きしたケバブです。サーブする際にソースをかけてくれます。

ここでは、お皿に添えられている、マヨネーズに見えるけどマヨネーズではないソース(説明できません笑)と、ポメロガーリックライスと一緒に頂きます。
お肉はもちろんおいしいのですが、このライスも、ガーリックライスのようで違うのですが、めちゃくちゃ美味しかったです。。

The Tandoori Story

さあ、最後はなんとドリアンカレーです。
タンドーリといえば、チキンしか思い浮かびませんでしたが、タンドーリとは、つぼ型のかまどで焼くお料理を指すそうです。
かまどで焼かれたおせんべいかのようなパンに、カレー、ソース、ピクルスなどを好きに乗せて頂きます。

ドリアンカレーは、ドリアンのいいとこ取りをした感じでとってもまろやかで美味しかったです。
ピクルスはやはりお口をさっぱりさせてくれますね。
おせんべいパンは、おかわりできます。おかわり時も、焼き立てを持ってきてくれます。

Wild Mahua Flower Ice Cream

Mahuaというお花をたっぷり使ったアイスクリームです。氷の部分と、クリームの部分があります。
お味はなんというか、奥ゆかしい甘さがあります。

Patoli

こちらは、東南アジアでも馴染みのあるお味だと思いました。
ココナッツを甘く煮たものが、もちもちに包まれています。

Mithai

最後は、くるみのチャイが出てきました。
冷たいけれど、優しい甘みで、シナモンなどのスパイスもよく効いていてとってもおいしかったです。

また、サービスで3種類のチョコレートが出てきました。
ホワイトチョコ、ナッツチョコ、ダークチョコレートのトリュフ。この順番で食べるのが最高でした。

どのお料理も、こんな味かな、という予想をいい意味で裏切られました
インドの調理方法とタイ食材のコラボレーションで、素晴らしいガストロノミー体験ができます。
これまで訪れたレストランの中でも、とても印象に残るお店になりました。

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