サケーオ県アランヤプラテートには、タイの東端の国境があります。国境を越えるとカンボジア・ポイペトです。
2024年9月頃、徒歩で国境を越えてみました。出国手続きや、ポイペトの様子(特にカジノ)について記録しておきたいと思います。
サケーオ県での観光、レストラン、ホテルについてはこちらに記録しています。よければ併せてご覧ください。
アクセス
国境付近までは、車やバイクで行くことができます。入出国ゲート近くには駐車場もありました。
国鉄のアランヤプラテート駅からは、徒歩だと1時間以上かかるので、Grabを呼ぶのがいいと思います。
タイ出国手続き
徒歩での出国ゲートは、看板が出ています。
看板に沿って歩いていくと、タイ人は1階、外国人は2階(18:00〜22:00は1階)という看板がでてきます。
我々が訪れたのは18:00前でしたが、すでに2階行きのゲートが閉まっていたので1階へ進みました。
出国手続きは、空港と同様で、カウンターでパスポートに出国スタンプを押してもらいます。
所要時間は5分ほどでした。
カンボジア入国手続き
出国後、歩いて小さな橋を渡り、入国ゲートへ進みます。
ここでは外国人は上の階(カンボジアの表記では1階)へ進みます。
建屋に入るとビザカウンターがあり、空港スタッフのおじさま方が10人くらい待機しています。
イミグレーションカードを渡されるので、記入してone of おじさまに渡すと、さっきまで暇そうに待機していたおじさまたちが、カードの情報を元に、テキパキと流れ作業でビザを発行してくれます。
観光ビザは30$/人です。我々はドルで支払いましたが、タイバーツで支払っている人もいました。
ビザ付きのパスポートを持って、同じ階にある入国ゲートで審査を受け、入国です。
ビザ発行から入国までの所要時間は、25分ほどでした。
ポイペトの様子
のんびりした雰囲気だったアランヤプラテートと打って変わって、ポイペトに入国すると、バイタクのちゃんにいや、トゥクトゥクのお兄さんたちが呼び込みしており、騒がしい雰囲気でした。
入国ゲートのすぐそばにスタバもありました。メニューはタイとほぼ同じ、値段も同じですが、ドルまたはリエル表記です。カンボジアグッズも販売されていました。ほんの100mほど先はタイなのに、不思議な気分です。
そして、国境から500mくらいの範囲内であれば、タイの通信が使えました。
いいのかは分かりませんが、ご参考までにお知らせします。笑
さて、我々のポイペトでの目的地はカジノ。
Googleマップを見たところ、入国ゲートから徒歩圏内にいくつかありそうだったので、歩いてみたところ、2分も経たないうちに、CROWN CASINOに到着しました。
入口が小さかったので、まあ入ってみるか、くらいにノリで入りましたが、中はめちゃくちゃ広かったです。
全長500メートルくらいありそうでした。
電子ルーレット、スロット、謎の卓上電子ゲーム、バカラなどがありました。
ディーラーさんがつくゲームはバカラばかりで、賑わっていました。
ミニマムベットは、スロットなどで1バーツから、卓上電子ゲームやバカラ(卓によりますが)は、20バーツからのものが多かったです。
タイバーツが使えるのですが、電子ゲーム系は折れ曲がっている札を受けつけてくれないことがあります。
その場合、カウンターで替えてもらえるそうです。
おそらく無料?のタイ料理ブッフェもありました。
ドレスコード等は特になく、我々もかなりカジュアル(Tシャツ、短パン、ビーサン)でしたが、問題なく入場できました。
その後、別のカジノに行こうと思ったのですが、歩いていくにはやや遠く、お腹もすいてきたので、おとなしくタイに帰国することにしました。笑
ポイペトは、思っていたより都会で、ナイトマーケットや小さなショッピングモールもありました。
近くに停まっていたトゥクトゥクに国境まで送ってもらったところ、5分ほどの距離で80バーツでした。
別のトゥクトゥクに聞いたところ、100バーツと言われたので、それくらいが相場なのかもしれません。
ドライバーさんはカンボジア人ですが、カタコトのタイ語が話せました。
カンボジア出国・タイ入国手続き
行きと逆の経路をたどります。タイのビザはすでに持っている(そして2024年9月現在日本国籍者は観光ビザ免除!)ので、帰りはかなりスムーズでした。
出国・入国審査の列に並ぶ時間を含めて10〜15分ほどでした。
アランヤプラテート側に帰ってくると、日が落ち暗くなり、出国前よりさらに静かになっていました。
数百メートルの違いでこんなに雰囲気が変わるのかと不思議な気分が味わえる、3時間だけのバカンスでした。