サワディークラップ!
タイには77県ありますが、全県に訪問して素敵な汚綺麗&お綺麗スポットを見つけたい、汚綺麗ハンターです。
2024年3月に、タイ東北部のシーサケート県とウボンラチャタニ県に行ってきました。
ウボンラチャタニには、何度か行っているので、別途まとめたいと思います。今回はシーサケートについて記録していきます。
アクセス
シーサケートは、タイ東北地方(=イサーン)の中でも、南イサーンに位置しています。
シーサケート県に空港はなく、最寄りの空港はウボンラチャタニ空港です。
バンコクからバスで移動する場合は、7〜8時間ほどかかります。
土日でさくっと旅行する場合は、フライト+レンタカーが必須だと思います。
旅のスケジュール
今回も週末トラベラーだったので、フライト+ドライバー付きレンタカーで移動しました。
【1日目】
朝
✈ バンコク→ウボンラチャタニ
🚗 空港でカーチャーター、ウボンラチャタニ観光
昼
🚗 シーサケートへ移動、シーサケート観光(プラサートサガンペンヤイ)
🏨 シーサケート泊
【2日目】
朝
🚗 シーサケート観光(カオプラウィハーン国立公園)
昼
🚗 ウボンラチャタニへ移動
夕方
✈ ウボンラチャタニ→バンコク
シーサケートの観光地
カオプラウィハーン国立公園
シーサケートで1番有名な観光地は、カオプラウィハーン国立公園です。
ここはカンボジアとの国境沿いにあり、カンボジアの世界遺産である、プレアヴィヒア寺院が望めます。
プレアヴィヒア寺院は、9世紀頃建設されたとされるヒンドゥー教の寺院です。
文化遺産としても、観光資源としても貴重であり、長らくカンボジアとタイの間で、この寺院を巡って紛争があったそうです。
1962年に国際司法裁判所でカンボジア領と認められ、2008年にはカンボジアの世界遺産として登録されたため、2024年3月現在タイ側からはアクセスできません。
この日のドライバーさんが、つい20年前くらいまではこの辺りでも銃撃戦があったんだよ、とか、タイからもプレアヴィヒア行けたんだよ、とかちょっと自慢げに話してくれました。
プレアヴィヒアにほど近い国立公園内の撮影スポット、Pha Mor E Deangからの景色はどんな感じかというと
どーーん
何もない平らな土地に広がる森。プレアヴィヒアからも同じ景色が見えているはずです。
個人的には何時間でもここを眺めながらぼーっとできそうです。
そしてプレアヴィヒアは、望遠鏡からこんな感じで覗けます。ちょっとシュール。笑
石が積み重なった壁のようなものが続き、森の上に門が見えるのがわかりますか?笑
タイ側にも同じ時代に掘られたと思われる石像が残っており、(規模は大きくありませんが)一大写真スポットになっています。
地元民とおもわれる方々も観光に来ており、のんびりした雰囲気でした。
プラサートサガンペンヤイ ปราสาทสระกำแพงใหญ่
こちらもアンコール朝時代に建てられたとされるヒンドゥー教の遺跡があるお寺です。
いざ入ってみると、結構現代的な雰囲気で驚きです。
本堂みたいなところめちゃきれいだし、ちょっとした池みたいなのも作られてるし、千手観音にもなれます。
奥まで歩いて行くと、はい、イメージしてた遺跡ありました。
現代の仏教のお寺と、古代のヒンドゥー教寺院の融合です。これぞダイバーシティ(?)。
ナコンラチャシマ(コーラート)のピマーイ遺跡や、ブリラムのパノムルン遺跡と比べると、そこまで大きな遺跡ではないですが、タイの寛容さが示されている気がします。笑 シーサケートに行くことがあれば立ち寄ってみてください。
レストラン・カフェ
Sane Homemade Craft Cuisine
シーサケートでは、ここでしかピザを食べていませんが、間違いなくここがシーサケートで1番美味しいピザ屋さんです!笑
パスタもその場で打っていて、こだわりを感じました。
街の中心部であるシーサケートタワーにも近いので、シーサケートに行く機会があればおすすめです。
Life Roasters
ここは実際に行っておらず恐縮ですが、、シーサケート出身の方におすすめしてもらったカフェです。
ウボンラチャタニにも店舗があり、そちらに行ってみたらなかなか美味しかったので、こちらも美味しいと信じています。笑
ホテル
カオプラウィハーン国立公園に朝の涼しいうちから行ってみたかったので、公園の近くにあるPiti Family Cafe &Gramping(ปิติฟาร์มมิลี่ คาเฟ่&แกลมปิ้ง ผามออีแดง)泊まってみました。Agodaから予約しました。
2棟のみ、2階建の建屋(Deluxe room with bathtub)があり、他はテント型のお部屋でした。
私は2階建の建屋に泊まりましたが、正解だったと思います。(写真がなくすみません。。)
【よき点】
・エアコンついてる
・(共用シャワーではなく)個室シャワーがある
・お部屋内には虫さん入ってこなかった
・タオルとドライヤーあり
【ちと気になる点】
・洗面台がない(歯磨き等もシャワーブースでしました)
・バスタブはついているが建屋の外なので入りづらい(森に囲まれてる&そもそも人があまりいないのでプライバシーは確保されてますが虫さんはおともだちです)
テント型の方は、エアコンなし(扇風機あり)、シャワーは共用でした。
テント前にはチルスペースがあり、晩ごはんや朝ごはんをここで食べれられるのは、キャンプ感がありいい感じでした。夜はわんこたちが余ったご飯を狙いながら、われらの番犬をしてくれました。
周りにはほんとに何もないので、ごはんはここで食べる(当日注文OKです)か買い込んで行くかになります。
以上、シーサケートに行ってみた記録でした。
すごくたくさんの観光資源があるわけではないですが、カオプラウィハーン国立公園から見渡すカンボジアの大地はとても見応えがありました。自然の中でのんびりしたい人にはおすすめです。